ICE COTTON FUTURES
OCTOBER 31, 2019
Open High Low Close Change
Dec 19 65.60 65.96 64.02 64.44 -1.26
Mar 20 66.88 67.08 65.61 65.88 -1.01
May 20 67.58 67.80 66.64 66.87 -.82
Jul 20 68.21 68.40 67.43 67.64 -.66
Oct 20 - - - 67.44 -.46
Dec 20 67.81 67.96 67.38 67.53 -.35
Mar 21 68.34 68.40 68.34 68.03 -.31
May 21 - - - 68.65 -.31
Jul 21 - - - 69.16 -.31
Oct 21 - - - 67.90 -.27
ICE estimated futures volume:59,900
NY定期12月限は、寄り付き直後はやや値を上げ、66セントを試す場面もあったが、その後値を戻し、方向感なく推移。米国での取引が本格化してから値を下げ、最終的に前日比126ポイント安の64.44/LBで引けた。出来高は、59,900枚。
【相場動向要因】
<ファンダメンタル>
棉花特有のファンダメンタルは乏しく、大豆を除いて米国主要穀物相場および米国株式が軒並み値を下げていることから、棉花相場もその動きに追随する結果となった。
米国にてトランプ大統領の弾劾調査が開始されたことなどが、米国株式市場にとって弱気材料となったものと思われる。
また、米中両国による通商問題に関する部分合意に対する楽観的な見方が多い中、11月中旬に予定されていたアジア太平洋経済協力会議が中止となったことから、
一部の市場参加者は、両国による調印に対して悲観的な見方をしている様子。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。
現地10月24日の時点で、2019/2020CROPのアップランドで、インドネシアなどを中心に約7.1万俵のキャンセルが報告されているが、2020/2021CROPで同量の新規成約も報告されている。
また、トルコ、パキスタン向けに2019/2020CROPアップランドがそれぞれ6万俵ずつ新規成約が報告されている。
本日は大手投機筋による3日間にわたるポジション限月乗り換えの2日目となった。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り;
2019/2020CROP
アップランド
成約:181,300俵(トルコ 60,500俵 / パキスタン 60,500俵 / ベトナム 31,300俵)
キャンセル:▲73,100俵(インドネシア ▲71,300俵 / 香港 ▲1,100俵 / メキシコ ▲600俵)
船積:149,000俵(ベトナム 46,200俵 / インドネシア 16,700俵 / メキシコ 15,800俵)
ピマ
成約:21,700俵(インド 9,000俵 / パキスタン 6,400俵 / 中国 1,800俵 / タイ 1,800俵)
キャンセル:なし
船積:7,500俵(インド 6,300俵 / パキスタン 400俵 / オーストリア 300俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:71,300俵(インドネシア 71,300俵)
ピマ
成約:なし
END.