ICE COTTON FUTURES
NOVEMBER 15, 2019
Open High Low Close Change
Dec 19 64.26 65.00 64.24 64.86 +.59
Mar 20 66.08 66.88 66.00 66.69 +.61
May 20 67.37 68.05 67.18 67.87 +.60
Jul 20 68.40 69.06 68.20 68.84 +.55
Oct 20 - - - 69.16 +.50
Dec 20 68.52 69.05 68.43 68.81 +.40
Mar 21 68.77 69.27 68.72 69.06 +.34
May 21 69.21 69.36 69.09 69.26 +.29
Jul 21 69.71 69.86 69.12 69.21 -.01
Oct 21 - - - 67.46 +.14
ICE estimated futures volume:41,300
NY定期3月限は、寄り付きから小幅な値動きで徐々に値を上げていき、最終的に前日比61ポイント高の66.69/LBで引けた。
出来高は、41,300枚。
【相場動向要因】
本日も引き続き棉花特有のファンダメンタルが乏しい中での相場付きとなり、棉花相場においては、ポジション限月乗り換えおよびポジション整理が中心の展開となった模様。
米中貿易戦争においては、米国高官より、両国の建設的な通商協議が継続されており、第一段階部分合意については調印・最終合意が近づいているとのコメントが発表された。
両国の通商問題に対する楽観的見方により、米国株式などが価格を上げた。棉花相場にとっても強気材料として作用したものと思われるが、あまり大きな変化には至らなかった。
本日発表された米国農務省週間輸出成約報告も、2019/2020CROPの米棉の成約数量が直近数回の発表と比較して多かったことから、強気材料となるものと思われたが、市場への影響は限定的なものだった模様。輸出成約報告の詳細は後述。
<その他>
米国南東部では、まとまった量の降雨が観測された。この降雨により、まだ収穫されていない棉花の品質への影響が懸念されている。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending Nov 07, 2019);
2019/2020CROP
アップランド
成約:346,600俵(パキスタン 117,000俵 / 中国 83,300俵 / トルコ 46,000俵)
キャンセル:▲1,500俵(インド ▲1,100俵 / バングラデシュ ▲400俵)
船積:126,200俵(パキスタン 35,600俵 / ベトナム 31,100俵 / 中国 15,700俵)
ピマ
成約:14,200俵(ペルー 4,800俵 / バーレーン 3,800俵 / バングラデシュ 2,500俵)
キャンセル:▲2,200俵(中国 ▲2,200俵)
船積:3,200俵(インド 1,000俵 / タイ 1,000俵 / インドネシア 500俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:1,100俵(インドネシア 1,100俵)
ピマ
成約:600俵(バーレーン 600俵)
END.