ICE COTTON FUTURES
NOVEMBER 21, 2019
Open High Low Close Change
Dec 19 62.10 62.75 61.73 61.84 -.40
Mar 20 64.28 64.85 63.70 64.01 -.27
May 20 65.09 66.04 64.88 65.14 -.34
Jul 20 66.44 66.98 65.96 66.14 -.39
Oct 20 - - - 66.44 -.39
Dec 20 66.82 67.41 66.29 66.56 -.43
Mar 21 67.50 67.50 67.29 67.23 -.36
May 21 - - - 67.73 -.16
Jul 21 68.39 68.46 68.39 68.23 -.16
Oct 21 - - - 66.98 -.16
ICE estimated futures volume:39,200
NY定期3月限は、寄り付きからしばらくは動意薄で推移したが、本日の高値を付けたあと、やや値を下げ、最終的に前日比27ポイント安の64.01/LBで引けた。
出来高は、39,200枚。
【相場動向要因】
期近12月限の第一回受渡通知日を明日に控え、ポジション整理が進んでいる模様。
米中通商問題の先行きが依然として見えず、両国の第一段階合意が年内に実施されない可能性が出てきたことから、市場は様子見ムードとなっている様子。
一方で、一部報告で、中国政府が米国のライトハイザー通商代表とムニューシン財務長官を招待し、両国高官による通商協議の場を設定しようとしていることが報じられている。協議実施の日程などは未定である模様。
本日米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述するが、2019/2020CROP米棉の新規成約数量は強気な内容とは言えず、また、中国などを中心に約4.3万俵のキャンセルが発表されている。中国向けには、2020/2021CROPで同量の新規成約ができていることから、新棉への振替が行われたものと推測される。
米国現地11月28日は、感謝祭のため、NY定期相場は休場となる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING NOV 14,2019)
2019/2020CROP
アップランド
成約:270,700俵(ベトナム 95,600俵 / パキスタン 40,100俵 / バングラデシュ 31,200俵)
キャンセル:▲43,100俵(中国 ▲39,600俵 / インドネシア ▲2,200俵 / タイ ▲1,200俵)
船積:137,900俵(パキスタン 28,800俵 / ベトナム 27,300俵 / 中国 22,000俵)
ピマ
成約:7,100俵(ベトナム 2,200俵 / サルバドール 1,100俵 / バングラデシュ 1,000俵)
キャンセル:なし
船積:5,900俵(インド 2,900俵 / 中国 900俵 / サルバドール 900俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:58,200俵(中国 39,600俵 / グアテマラ 15,800俵 / インド 1,800俵)
ピマ
成約:なし
END