ICE COTTON FUTURES
OCTOBER 9, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 - - - 61.01 +.77
Dec 19 61.32 62.38 60.98 62.09 +.77
Mar 20 61.71 63.04 61.70 62.80 +.77
May 20 62.82 63.70 62.57 63.51 +.76
Jul 20 63.28 64.27 63.25 64.07 +.73
Oct 20 - - - 64.23 +.69
Dec 20 64.15 65.00 64.12 64.88 +.69
Mar 21 64.72 65.43 64.72 65.39 +.66
May 21 65.68 65.68 65.68 66.34 +.66
Jul 21 67.03 67.03 67.03 66.97 +.68
ICE estimated futures volume:22,300
NY定期12月限は、寄り付き後しばらくは本日の安値圏で小幅な値動きで推移していたが、米国での取引が本格化してから値を上げ、最終的に前日比77ポイント高の62.09/LBで引けた。出来高は、22,300枚。
本日英国リバプールにて、ICA(International Cotton Association)の年次総会が開催された。一部の報告では、ICA代表のBill Ballenden氏やLouis DreyfusのJoe Nicosia氏が登壇し、昨年時点の予想に反して、中国を中心としたアジア市場での棉花需要の停滞について述べられたことが報告されている。
また、2020/21cropの世界棉花需給について、Nicosia氏は、生産量は124-128百万俵、消費量は120-123百万俵(いずれも480lb俵換算)になると予想したが、この数字は今後様々な要因によって変化する可能性が十分にあるとも述べたと報告されている。米中貿易戦争の解決が世界的な棉花需要を大きく加速させるとも述べられた模様。
米国現地10月10日には、米国農務省需給報告の発表が予定されており、また、ワシントンにて10日、11日に米中通商協議が行われる予定となっている。通商協議については、アナリストによって楽観的な見方、悲観的な見方の両方が存在する様子で、依然として先行きは不透明。
米国現地10月10日には米国農務省週間輸出成約報告も発表される予定。
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