ICE COTTON FUTURES
August 29, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 58.36 58.68 57.72 58.88 +.53
Dec 19 58.76 59.29 57.94 59.00 +.27
Mar 20 59.47 59.83 58.73 59.65 +.23
May 20 60.21 60.52 59.56 60.42 +.25
Jul 20 61.01 61.24 60.47 61.21 +.24
Oct 20 - - - 61.74 +.20
Dec 20 62.08 62.38 61.80 62.26 +.22
Mar 21 62.88 62.95 62.85 62.87 +.03
May 21 63.94 63.94 63.94 63.97 -.08
Jul 21 64.95 64.95 64.95 65.02 -.07
ICE estimated futures volume:19,700
NY定期12月限は、寄付きからしばらくは少しずつ値を下げていき、本日の安値を付けたあと、徐々に値を戻していった。米国での取引が本格化すると、一時59¢を超える場面も見られたが、最終的に前日比27ポイント高の59.00/LBで引けた。出来高は、19,700枚。
米国南東部より接近しているハリケーンドリアンは、現在、5段階のうちのカテゴリー1の勢力で進んでいると報じられているが、今後カテゴリー4まで勢力を強めることが予想されている。
ハリケーンの正確な進路は未だ発表されていないが、米国南東部、ジョージアやカロライナなどの地区の棉作地への影響が懸念されている。米国農務省の週間作況報告によると、ジョージアやアラバマなどでは多くの棉作地でボール形成が完了しており、徐々にボールオープンが進んでいる状態であると報告されている。
本日の棉花相場はハリケーンによる影響に対する懸念が強気材料となり、最終的に値を上げた。
また、一部では、米中貿易戦争に関して、中国側が、直ちに米国に対する報復関税を発動するつもりはなく、両国の通商協議再開に対して前向きな内容のコメントが発表されている。
米国主要穀物相場および米国株式は、前日に引き続き、小麦を除いて値を上げて引けており、棉花相場も追随する形となった。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。成約・船積みとも比較的低調な結果が報告されているが、市場への影響は限定的だった模様。
米国現地9月2日は、労働者の日(Labor Day)のため棉花相場は休場となる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は、以下の通り;
2019/20CROP
アップランド
成約:151,300俵(トルコ 46,200俵 / ベトナム 27,900俵 / インド 20,800俵)
キャンセル:▲5,300俵(フィリピン ▲2,600俵 / 中国 ▲2,200俵 / トルコ ▲100俵 / バングラデシュ ▲100俵)
船積:171,000俵(ベトナム 39,700俵 / インドネシア 19,100俵 / メキシコ 17,500俵)
ピマ
成約:4,900俵(パキスタン 2,200俵 / タイ 1,000俵 / インド 700俵)
キャンセル:なし
船積:6,200俵(インド 3,000俵 / サルバドール 1,000俵 / タイ 400俵)
2020/21CROP
アップランド
成約:23,200俵(メキシコ 17,000俵 / ペルー 5,300俵 / ベトナム 1,000俵)
ピマ
成約:なし
END.