2019年8月26日月曜日

NY FUTURES AUGUST 23,2019

ICE COTTON FUTURES

August 23, 2019

       Open  High  Low   Close Change

Oct 19 58.43 58.74 58.07 57.97 -.90

Dec 19 58.92 59.55 58.06 58.21 -.73

Mar 20 59.85 60.40 59.05 59.15 -.71

May 20 60.70 61.23 60.12 60.21 -.55

Jul 20 61.99 62.17 61.30 61.39 -.41

Oct 20   -     -     -   62.09 -.38

Dec 20 62.90 63.00 62.40 62.49 -.28

Mar 21 63.74 63.86 63.52 63.59 -.23

May 21 64.99 64.99 64.92 64.89 -.13

Jul 21 66.17 66.17 65.96 65.99 -.18

ICE estimated futures volume:21,100

 

 

NY定期12月限は、寄付きから動意薄で推移したが、米国での取引が本格化すると値を下げ、最終的に前日比73ポイント安の58.21/LBで引けた。出来高は、21,100枚。

本日の市場のトピックスは米中貿易戦争に関するものである。先日米国より発表された中国からの輸入品に課される予定の追加関税に対して、中国政府が、750億ドル相当の米国製品に対する追加報復関税実施予告を発表した。その発表に対して、米国トランプ大統領が同時に、さらに5500億ドル相当の中国製品に対する5%の関税上乗せを発表した。この一連の発表が弱気材料となり、本日の棉花相場は最終的に値を下げて引けた。

一方で、FRB(連邦準備理事会)のパウエル議長は、米国の金融政策に関する講演をワイオミング州ジャクソンホールで行った。講演の中でパウエル議長は、米国経済が良好な立場にあるとしながらも、米中貿易戦争などの影響によるリスクに晒されていることを述べた。また、注目されていた今後の利下げの回数については明言を避けた。内容に関しては、トランプ大統領から、批判的なコメントも発表されている。

棉花相場は、棉花特有のファンダメンタルが乏しい中、世界経済の動きの中での上げ下げが続いている。

 

 

 

END.