ICE COTTON FUTURES
August 2, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 61.50 61.50 58.84 58.94 -2.90
Dec 19 62.17 62.17 59.37 59.42 -2.95
Mar 20 63.25 63.35 60.56 60.71 -2.85
May 20 64.43 64.43 62.00 62.10 -2.57
Jul 20 65.39 65.39 63.43 63.38 -2.25
Oct 20 - - - 62.76 -2.06
Dec 20 65.20 65.29 63.68 63.70 -1.52
Mar 21 66.32 66.32 65.00 64.96 -1.41
May 21 67.02 67.04 67.01 66.31 -1.11
Jul 21 68.62 68.62 68.02 67.40 -1.22
ICE estimated futures volume:48,800
NY定期12月限は、寄付きからしばらく動意薄で推移したのち、値を下げ、その後再び小幅な値動きで推移した。その後、米国での取引が本格化してからさらに値を下げ、最終的に前日比295ポイント安の59.42/LBで引けた。出来高は、48,800枚。
先週後半に米国トランプ大統領が、中国からの輸入品に対する10%の追加関税を発表したことを受けて、それまで好意的なムードも感じられつつあった米中貿易戦争に対して、市場が失望した様子。
また、米国による追加関税の対象品目には、それまでに対象となっていた品目以外の残り全てが対象となるとされており、アパレル製品などの消費財も対象となると言われている。これらの報道を受けて、繊維製品の需要の冷え込みが進み、結果的に棉花需要のさらなる低調化が予想され、本日の棉花相場の大幅な下げの一因となったものと見られる。
本日棉花相場は、59セント台を付けたが、棉花相場が60セント未満に到達するのはおよそ3年ぶりとなる。棉花相場は、2016年に56.97/LBを付けたことがある。
米国現地8月12日には米国農務省月間需給報告が発表される予定となっている。
END.