ICE COTTON FUTURES
August 13, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 58.14 59.91 57.70 59.34 +1.31
Dec 19 58.14 59.94 57.89 59.41 +1.27
Mar 20 58.88 60.59 58.73 60.05 +1.15
May 20 60.21 61.61 59.91 61.01 +.86
Jul 20 61.39 62.86 61.24 62.23 +.74
Oct 20 - - - 62.78 +.69
Dec 20 62.51 63.68 62.43 63.24 +.62
Mar 21 - - - 64.54 +.62
May 21 - - - 65.84 +.62
Jul 21 - - - 67.09 +.62
ICE estimated futures volume:33,800
NY定期12月限は、寄付きからしばらくは動意薄で推移していたが、米国より、対中国製品追加関税10%を12月まで延期する旨のコメントが発表されると値を上げ、本日の高値を付けた。その後、やや値を戻し、最終的に前日比127ポイント高の59.41/LBで引けた。出来高は、33,800枚。
米国トランプ大統領より、先日発表された9月1日より発効となる中国製品に対する10%の追加関税に関して、一部の製品に対する追加関税の発効の延期が発表された。延期対象となった製品には、コンピューター、ビデオゲーム端末、一部の履物や衣料品も含まれるとされている。
この発表を受けて、米国株式相場が値を上げ、棉花相場もそれに追随する形で値を上げた。
一方で、米国主要穀物相場は、今回の発表に対して、それほど大きな反応は見せなかったようで、いずれも小幅な増減で引けている。
棉花相場は、8月2日以降で2番目に高い高値を付けたが、60¢台に到達する勢いはなく、最終的にやや値を戻して引けた模様。
一部では、トランプ大統領が、中国が米国農産物を一定量買い付けることに対する期待感を表すコメントを発表したとも報じられているが、一部の市場参加者にとっては、今回の追加関税発効延期によって、両国の貿易問題が進展しているのか、停滞しているのかわからない状態になりつつあるとの見方もある模様。
米国現地8月15日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.