ICE COTTON FUTURES
August 15, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 59.90 60.12 59.52 59.66 +.05
Dec 19 59.43 60.18 59.25 59.62 +.05
Mar 20 60.16 60.73 59.90 60.24 unch
May 20 61.13 61.52 60.75 61.16 +.05
Jul 20 62.21 62.45 61.75 62.19 unch
Oct 20 - - - 62.69 -.05
Dec 20 63.03 63.30 62.75 62.96 -.15
Mar 21 64.22 64.22 64.03 64.16 -.25
May 21 65.54 65.54 65.54 65.41 -.30
Jul 21 66.58 66.60 66.58 66.66 -.30
ICE estimated futures volume:20,200
NY定期12月限は、寄付きからしばらくは動意薄で推移したが、米国での取引が本格化すると値を上げ、本日の高値を付けた。その後やや値を戻し、最終的に前日比5ポイント高の59.62/LBで引けた。出来高は、20,200枚。
本日の棉花相場では、8月5日以降で初めて高値が60¢台に到達したが、結局上伸することなく、結果的に前日とほぼ同程度で引ける形となった。
一部のアナリストは、未決済建玉の増減を見ると、前日までの相場の上昇の要因として投機筋によるショートポジションカバーが入っている可能性が高いと判断されると述べている。
限月ごとに未決済建玉の増減を見ると、期近12月限のみ未決済建玉が減少しており、ポジションの清算が行われていることが推測される。
また、一部の報道では、米中貿易戦争に関して、トランプ大統領が、中国が通商協議で合意することを望んでおり、両国の貿易戦争が短期で済むとの見方を示したとも報じられている。
いずれにせよ、先行きは依然として不透明な状態が続いている模様。
米国主要穀物相場および米国株式も小幅な増減で引けている。中国国内相場ZCEは、やや値を下げて引けた模様。
また、本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROPでは、バングラデシュ向けに約12万俵の新規成約がなされている一方で、中国向けでは、約1.7万俵のキャンセルが報告されている。また、中国向けでは、2020/2021CROPの新規成約が約11.7万俵報告されている。詳細は後述の通り。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り;
2019/2020CROP
アップランド
成約:356,900俵(バングラデシュ 120,400俵 / ベトナム 76,400俵 / トルコ 42,700俵)
キャンセル:▲27,800俵(中国 ▲17,600俵 / タイ ▲4,700俵 / 韓国 ▲4,400俵)
船積:274,200俵(ベトナム 57,700俵 / インド 46,500俵 / トルコ 43,500俵)
ピマ
成約:600俵(タイ 400俵 / インド 100俵 / 日本 100俵)
キャンセル:▲4,400俵(バングラデシュ ▲4,400俵)
船積:12,500俵(インド 4,400俵 / タイ 2,400俵 / パキスタン 2,000俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:151,200俵(中国 117,900俵 / メキシコ 16,300俵 / ベトナム 14,500俵)
ピマ
成約:なし
END.