ICE COTTON FUTURES
August 16, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 60.00 60.00 59.95 60.08 +.42
Dec 19 59.46 60.23 59.46 60.13 +.51
Mar 20 60.23 60.80 60.23 60.72 +.48
May 20 61.26 61.68 61.26 61.63 +.47
Jul 20 62.45 62.63 62.34 62.62 +.43
Oct 20 - - - 63.05 +.36
Dec 20 63.22 63.34 63.10 63.30 +.34
Mar 21 64.40 64.40 64.32 64.40 +.24
May 21 - - - 65.60 +.19
Jul 21 - - - 66.80 +.14
ICE estimated futures volume:19,600
NY定期12月限は、寄付きから方向感なく推移し、米国での取引が本格化してからやや値を上げたが、そのまま小幅な値動きを続け、最終的に前日比51ポイント高の60.13/LBで引けた。出来高は、19,600枚。
中心限月である12月限は、今週後半にかけて徐々に値を上げており、60¢台を試す場面も確認された。週間で見ると123ポイント値を上げている。
しかしながら、棉花特有のファンダメンタルは乏しい状態が続いており、60¢台上方へ突き抜けることなく、ボックス圏での推移が続いている。一部のアナリストは徐々に「底」が形成されつつあるとの見方も示しているが、明確に「底」が形成されたと言い切れる状態にはまだない様子。
米国トランプ大統領より、一部品目に対する10%の追加関税発効延期が発表されたとはいえ、米中貿易戦争の先行きは依然として不透明であり、中国も米国の動きに対して何らかの対応策を取るのではないかとの見方もある模様。
今週後半にかけての棉花相場の上昇は、実需筋によるものというよりも、むしろ投機筋によるショートポジションの解消が主な要因であるとの見方が多い。
米国現地8月22日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.