ICE No. 2 Cotton
April 9, 2025
Open High Low Settle Change
May '25 64.71 67.00 64.25 66.63 +108
July '25 65.44 67.51 64.91 67.31 +98
Oct '25 68.58 69.00 68.00 68.91 +89
Dec '25 67.09 68.70 66.55 68.47 +72
Mar '26 68.30 69.74 67.78 69.57 +72
May '26 69.13 70.43 68.73 70.38 +67
July '26 69.54 70.85 69.40 70.85 +65
Oct '26 - - - 69.27 +45
Dec '26 68.05 68.48 68.00 68.46 +26
Mar '27 - - - 69.49 +26
ICE estimated futures volume: 139,700
NY定期期近5月限は取引序盤から小幅な値動きで方向感乏しく推移したが、取引終盤にかけて値を上げ、最終的に前日比108ポイント高の66.63/LBで引けた。
また期近7月限も同様の値動きで前日比98ポイント高の67.31/LBで引けた。
推定出来高は、139,700枚。
【相場要因】
本日の綿花相場は、取引全体を通して静かな値動きを見せていたが、米国政府から、先日発表された各国への追加関税を90日間一時停止する旨の報道が出たことが相場を押し上げた。ただし、中国はこの一時停止の対象から外されており、むしろ追加関税を125%まで引き上げるとの発表がされている。
関税一時停止の報道を受けて、綿花相場のみならず株式や各商品相場も強気に推移。綿花も引っ張られる格好となった。
綿花相場では、10万枚を超える出来高がここ数日続いている。
期近5月限から7月限へのポジション限月乗換の動きもあるが、一部では投機筋を中心に新規取引の流入もあると見られている。
期近5月限は米国現地4月24日に第一回受渡通知日を迎える。
市場参加者は、明日発表される米国農務省月間需給報告にも関心を寄せている。
大手情報機関が取りまとめた事前予想によると、前月に比べて米綿の数字は大きく変わらない予想。世界の生産・消費は、やや下方修正されるものと見られているが、期末在庫は前月比と大きく変わらない予想となっている。
また明日は米国農務省週間輸出成約報告の発表もあり、市場の注目を集めている。
END.