ICE No. 2 Cotton
OCTOBER 4,2024
Open High Low Settle Change
Oct '24 - - - 73.03 +54
Dec '24 72.70 73.35 72.13 73.27 +54
Mar '25 74.80 75.33 74.22 75.28 +48
May '25 75.96 76.56 75.50 76.52 +47
July '25 76.60 77.14 76.20 77.12 +46
Oct '25 - - - 75.37 +41
Dec '25 73.20 73.80 73.05 73.60 +23
Mar '26 74.00 74.01 74.00 74.01 +20
May '26 - - - 74.34 +22
July '26 - - - 74.54 +22
ICE estimated futures volume: 22,600
12月限は寄り付きから動意薄で狭いレンジで推移すると、アジア時間夜に値を上げ始めて、最終的には前日比54ポイント高の73.27/LBで引けた。推定出来高は22,600枚。
【相場要因】
米国雇用統計が発表され、就業者数が市場予想を大きく上回り、景気過熱を示唆する内容となった。米国主要株価は軒並み上伸した。また、中東情勢は依然として緊迫した状態が続いており、原油価格は週間で9.1%を値上がりしている。
綿花相場は薄商いとなったが、こうした商品相場におけるリスクオンの展開に追随したとみられる。また、未決済建玉が4/9以来の水準まで増加しており、トレーダー筋や投機筋のポジション動向に注目が集まる。
実需面では、バングラデシュからの引き合いが中心でアフリカ綿やブラジル綿やギリシャ綿の引き合いがあるものの、信用状取引の枠を見ながら慎重に買い付けをしているとみられている。インドやパキスタンでは地場の綿花を手当てしている情報が継続的に展開されており、輸入綿に関する興味は薄れていることも予想される。
END