ICE No. 2 Cotton
October 23, 2024
Open High Low Settle Change
Dec '24 72.08 72.75 71.86 72.51 +43
Mar '25 74.08 74.70 73.86 74.53 +49
May '25 75.49 76.00 75.20 75.86 +45
July '25 76.44 76.92 76.16 76.78 +41
Oct '25 - - - 75.23 +52
Dec '25 73.59 73.88 73.43 73.75 +15
Mar '26 74.43 74.43 74.32 74.32 +2
May '26 - - - 74.82 +2
July '26 - - - 75.16 unch
Oct '26 - - - 74.20 unch
ICE estimated futures volume: 34,100
12月限はアジア時間に上げ下げすると、アメリカ時間は強気に推移した。
最終的には前日比43ポイント高の72.51/LBで引けた。推定出来高は34,100枚。
【相場動向要因】
綿花相場は反発して値を上げたが比較的静かなマーケットが続いている様子。新規商売は乏しい様子で中国の紡績筋はブラジル綿に興味を示しているが、売り買いの価格アイデアが離れているとの情報がある。一方で、バングラデシュでは、政府の援助もあり紡績部門の状況改善がみられるとのこと。同国やパキスタンではブラジル綿や西アフリカの綿花の需要が確認されている。
技術面では12月限の引け値が10/7ぶりに二十日移動平均線を上回り、強きのシグナルを示している。
直近5週間の引け値ベースでは、中央値が72.36/LBとなり、本日はこの中央値の上で引けたことになる。
12月限の未決済建玉が増加している。10/3以降、未決済建玉が増加したのは5回目で昨年は1回だった。12月限の第一回受け渡し通知日は11/22に予定されており、残るセッションは21回となる。この先の乗り換えや手仕舞いの動向に注目が集まる。
一部では、大手多国籍投資銀行が迫るホリデーシーズンにおけるアパレル市況が好調になる予想を報じたことを取り上げており、これが実現されると綿花市場には追い風となるとみられている。
END