ICE No. 2 Cotton
OCTOBER 1,2024
Open High Low Settle Change
Oct '24 - - - 73.00 -56
Dec '24 73.54 74.00 72.80 73.09 -52
Mar '25 75.31 75.86 74.55 75.08 -28
May '25 76.43 76.98 75.77 76.28 -24
July '25 76.83 77.52 76.36 76.86 -21
Oct '25 - - - 75.11 -5
Dec '25 73.22 73.50 73.00 73.37 unch
Mar '26 73.49 73.71 73.49 73.71 +20
May '26 - - - 74.02 +21
July '26 - - - 74.19 +21
ICE estimated futures volume: 40,600
12月限はアジア時間に一時的に値を下げ、72.80/LBを記録するとその後は反発するも最終的には52ポイント安の73.09/LBで引けた。推定出来高は40,600枚。
【相場要因】
労使交渉決裂により、今朝からアメリカ東海岸の港湾作業停止が始まり、米国の海上輸送の混乱に伴う経済への影響が懸念される。また、今回のスト決行により綿花やその他の農産物に初期的な弱気リスクをもたらす可能性も指摘されており、物流面や商品相場にどのような影響をもたらすのか今後の労使交渉の展開に綿花関係者も注目している。その他穀物は投機筋からのショートカバーにより軒並み上伸する中、綿花はすでにショートカバーが進んでいたこともあり影響が限定されたとみられる。
米国のハリケーンについては、ジョージアやノースカロライナを中心に豪雨の影響が確認されており、綿作への影響も深刻とみられるが、本日は綿花相場への影響は限定的だった模様。被害の全貌解明が急がれる。
イランがイスラエルにミサイル攻撃を行い、中東情勢における緊張が高まっている。またこれを受けて原油価格は高騰している。綿花関係者もこうした地政学的リスクがもたらす綿花相場への影響にも目を見張っている様子。
END