ICE COTTON FUTURES
August 23, 2022
Open High Low Close Change
Oct 22 116.00 116.69 116.00 116.26 -1.63
Dec 22 114.02 114.02 111.26 112.23 -1.91
Mar 23 111.13 111.13 108.46 109.07 -2.17
May 23 108.17 108.18 105.75 106.19 -2.05
Jul 23 103.68 103.68 101.60 101.75 -1.90
Oct 23 - - - 94.04 -1.26
Dec 23 89.05 89.05 87.60 88.16 -.89
Mar 24 - - - 86.71 -.84
May 24 - - - 86.51 -.89
Jul 24 - - - 86.06 -.89
ICE estimated futures volume:18,800
12月限は1日を通して弱気な推移を見せた。寄り付きからまもなく値を下げ、その後111.26まで下げたが10日/100日移動平均線が支持として作用し、底堅く推移した。最終的には191ポイント安の112.23/LBで引けた。
推定出来高は18,800枚。
【相場動向要因】
綿花相場は少ない取引数量の中、米国FSAからの植え付け面積の発表と、米国やパキスタンでの降雨による影響懸念があったことを材料に売りが出た。
米国の綿花植え付け面積報告については、6/30に発表された1248万エーカーから100万エーカー上方修正され、1351万エーカーとなった。8月度の需給報告で300万俵の大幅な下方修正がなされた米国生産量が9月度の報告では上方修正されると示唆されている。しかし、今回の植え付け調査は農業プログラムの補助金を得るための任意調査であるため、実際の信憑性については議論の余地があることも指摘されており、そのためこの発表の綿花相場への影響は限定的であった。
米国には南テキサスからルイジアナ、南デルタ地域に向けて大幅な降雨が予報されている。そしてパキスタンに降る雨はパキスタン全体の60%以上を生産しているパンジャブの一部綿作地で洪水を引き起こしており、深刻な品質への懸念を増大させている。
技術的には上昇基調にあるという指標も出ており、今後の相場を占う確定的なニュースを市場参加者らは待っている。
END