ICE COTTON FUTURES
August 9, 2022
Open High Low Close Change
Oct 22 101.33 104.73 101.24 104.54 +2.96
Dec 22 96.00 99.34 95.80 99.07 +3.48
Mar 23 94.33 96.45 93.75 96.27 +2.94
May 23 92.93 94.91 92.42 94.75 +2.78
Jul 23 91.09 92.92 90.57 92.85 +2.66
Oct 23 - - - 87.30 +1.94
Dec 23 84.10 85.31 83.40 84.40 +1.10
Mar 24 83.28 83.71 82.70 83.71 +.96
May 24 83.00 83.76 83.00 83.76 +.85
Jul 24 - - - 83.61 +.85
ICE estimated futures volume:29,100
12月限は寄り付きからやや堅調に推移。米国朝時間になると値を上げ、そのまま引けにかけて同水準にて推移した。結果、348ポイント高の99.07/LBで引けた。
推定出来高は29,100枚。
【相場動向要因】
綿花相場は米国前日に発表された作柄報告の結果が下方修正されたことにより買いが入った。さらに、ここ最近沈黙していた投機筋も再び資金を流入したと見られ、その他穀物相場も上げて引けた。
本日は実需要因で相場が推移したが、今回は生産側の懸念材料に注目が集まった模様。引き続き米国の干ばつ状況は改善が見込めず灌漑農地にも放棄が増えるという予想や、ハリケーンシーズン突入に伴う綿花へのダメージ懸念が主な材料。また、今週発表予定の需給報告では米国綿花生産量は下方修正されるという見方が強い。
一方で需要側は、インドなどアジア圏で夏休み前の買付が一定数あると予想されるが、中国が活気を取り戻すとは考えにくいと指摘されている。新疆綿ボイコットは継続されており、輸入綿花を中国国内で加工して再輸出したとしても新疆綿不使用であることの証明に手間がかかる点や、中国と台湾の緊張の高まりがサプライチェーンへ悪影響を及ぼすという懸念から、アパレル企業から敬遠されている。
END