ICE COTTON FUTURES
June 17, 2022
Open High Low Close Change
Jul 22 143.57 145.88 143.18 143.45 -.08
Oct 22 125.68 126.49 124.49 125.14 -.99
Dec 22 119.07 119.80 117.81 118.29 -.94
Mar 23 114.40 115.30 113.66 114.15 -.73
May 23 111.05 111.76 110.43 110.87 -.61
Jul 23 107.99 108.28 107.16 107.54 -.45
Oct 23 - - - 98.99 -.29
Dec 23 93.15 93.55 92.60 93.14 +.06
Mar 24 91.72 92.25 91.72 92.25 +.17
May 24 90.92 91.44 90.92 91.44 +.16
ICE estimated futures volume:22,000
7月限は寄り付きから徐々に米国朝まで値を上げ、米国での取引が本格的になると、まとまった売りが入ったことで値を戻した。最終的に8ポイント安の143.45/LBで引けた。
一方、12月限は前日引値水準で寄り付くと動意薄で推移。米国早朝時間帯では一時前日比プラス圏内まで値を上げるも、その後失速し最終的に94ポイント安の118.29/LBで引けた。
【相場動向要因】
7月限の第一回受渡通知日まで3営業日となり流動性が限られる中で、紡績の値決めによる買いやショート筋の買いが取引前半の上げに繋がった。その後投機筋による利益確定売りや乗り換えによる売りが入ったことで値を下げたが、12月限の下げ幅には及ばず、限月間の価格差を拡げる結果となった。
残りの取引日でも同様に紡績筋の未値決め契約の値決めによる買いが支持要因となりうると示唆されている。
米国現地6/30に発表される植え付け面積報告が12月限の今後の動向を占う材料として市場参加者は注目している。
マクロ視点では、インフレ抑制措置としての米国利上げや経済停滞懸念が金融市場全体に重しになり、それに追随するかたちで綿花を含めた穀物相場は全面安となり前週末比でも下げて引けた。
END