ICE COTTON FUTURES
MAY 7,2021
Open High Low Close Change
Jul 21 90.80 91.00 88.52 89.66 -.92
Oct 21 89.10 89.20 87.18 88.41 -.31
Dec 21 86.62 87.00 85.51 86.89 +.17
Mar 22 86.00 86.08 84.67 85.92 +.10
May 22 85.24 85.25 83.97 85.06 -.02
Jul 22 84.35 84.35 83.11 84.06 -.15
Oct 22 - - - 80.21 -.20
Dec 22 77.75 78.00 76.60 77.47 -.04
Mar 21 - - - 77.68 -.03
May 21 - - - 78.33 -.03
ICE estimated futures volume:27,100
7月限は昨日引値付近で寄り付くとそのまま推移。米国深夜ごろに売りが入り90セントを割ると方向感を探りながらの推移となった。米国での取引が本格化すると再び売りが先行し、88セント台中盤まで値を下げたが、引けにかけわずかに持ち直した。結果、前日比92ポイント安の89.66/lbで引けた。週間では158ポイント上げた。推定出来高は27,100枚
【相場動向要因】
綿花相場は引き続き独自の要因を欠きながら、昨日の値上げに乗じた投機筋の利益確定の売りに押されながら値を下げた模様。実需では中国からの商いのうわさが聞かれたほか、一部値決めの動きも見られた模様。
米国の天候では、引き続きテキサス州の綿作地に降雨が必要とされるが、直近では十分な降雨の予報がされておらず、作況に不安が残る。一方でテキサス以東の綿作地では降雨が続き、植え付け作業がすすみづらい状況。
現地12日(水)に米国農務省から発表される需給報告では、来季21/22年度の数字がはじめて盛り込まれる。2月に行われたOutlook ForumでのUSDAの予想では2021/22年度の米国綿花の生産量が 1750万俵であったが、水曜日にどのような数字が発表されるか注目が集まる。
END.