ICE COTTON FUTURES
MAY 20,2021
Open High Low Close Change
Jul 21 83.23 83.79 81.50 81.53 -1.39
Oct 21 82.91 83.92 82.24 82.24 -.64
Dec 21 82.66 83.25 81.75 81.99 -.38
Mar 22 82.30 83.08 81.59 81.84 -.36
May 22 82.77 82.77 81.60 81.80 -.32
Jul 22 82.38 82.38 81.35 81.54 -.32
Oct 22 - - - 78.48 -.20
Dec 22 76.70 76.85 75.96 76.05 -.09
Mar 23 76.50 76.50 76.15 76.15 -.06
May 23 - - - 75.95 -.06
ICE estimated futures volume:26,800
7月限は小高く寄り付くとじりじりと値を上げ米国未明に本日の高値83.79/LBを付けると、そのまま引けにかけ右肩下がりで推移。結果、前日比139ポイント安の81.53/LBで引けた。推定出来高は26,800枚。
【相場動向要因】
米農務省より発表された週間輸出成約報告では堅調な米国綿花の成約数量・船積数量が発表されたにも関わらず、綿花相場は値を下げた。技術的な要因や、商品相場で高値圏での推移が続くことからリスク回避で利益確定の売りが出た模様。
週間輸出成約報告は今季アップランド綿の正味成約数量は10.8万俵と先週比約2倍、過去4週平均と比較しても45%アップ。成約先は中国向が2.5万俵で1番大きな数字となった。船積数量も約35万俵となり、堅調。
7月限月での手仕舞い売りや、ロングポジションの乗換行為が積極的に行われた結果、ついに7月限/12月限のスプレッドがキャリー体系となった。
テキサス州では南部の干ばつ傾向は改善されたようだが、西テキサスは未だ干ばつ傾向。引き続き降雨が観測されている模様。一部のアナリストは干ばつは改善されたと見る者もいる。
【米国農務省週間輸出成約報告】
FOR THE WEEK ENDING May 13,2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 127,600俵 (中国 34,300俵 / トルコ 24,600俵 / ベトナム 22,600俵)
キャンセル TOTAL : ▲19,600俵 (中国 ▲9,500俵 / エルサルバドル ▲4,800俵 / ベトナム ▲1,800俵)
NET TOTAL : 108,000俵 (中国 24,800俵 / トルコ 23,300俵 / ベトナム 20,800俵)
船積 TOTAL : 345,400俵 (ベトナム 101,100俵 / 中国 59,400俵 / パキスタン 43,000俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 8,200俵 (インド 4,700俵 / タイ 1,100俵 / トルコ 900俵)
キャンセル TOTAL : ▲200俵 (イギリス ▲200俵)
NET TOTAL : 8,000俵 (インド 4,700俵 / タイ 1,100俵 / トルコ 900俵)
船積 TOTAL : 7,700俵 (インド 1,600俵 / オーストリア 1,300俵 / ベトナム 1,200俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 21,800俵 (トルコ 6,600俵 / ペルー 5,600俵 / エルサルバドル 4,800俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 100俵 (タイ 100俵)
END.