ICE COTTON FUTURES
MAY 6,2021
Open High Low Close Change
May 21 - - - 89.48 +3.25
Jul 21 87.82 90.89 87.46 90.58 +3.25
Oct 21 87.44 88.73 87.44 88.72 +1.71
Dec 21 85.70 86.87 85.37 86.72 +1.32
Mar 22 84.91 85.90 84.53 85.82 +1.14
May 22 84.10 85.08 83.88 85.08 +1.04
Jul 22 83.25 84.21 83.07 84.21 +.94
Oct 22 - - - 80.41 +.59
Dec 22 77.43 77.65 77.32 77.51 +.24
Mar 21 - - - 77.71 +.19
ICE estimated futures volume:25,400
7月限は寄り付きから小高く推移。米国で取引が本格化する頃から急上昇。
結果、前日比325ポイント高の90.58/lbで引けた。推定出来高は25,400枚
【相場動向要因】
綿花相場は週間輸出成約報告にて合計で約48万俵と約1年ぶりの大型船積数量が報告された。
期近積みの綿花在庫のタイト化が顕著になりつつあることを要因に期近限月を中心に値を上げた模様。また、中国が休暇明けで市場に戻ってきたことで、休暇前に発表された追加の輸入割当に対する動きも相場を下支えした模様。加えて技術的要因を背景に投機筋の買いが進んだことや、米国や南米の天候を背景に供給タイト化の懸念がある穀物相場が引続き値を上げていることも、綿花相場の下支えになった。
【米国農務省週間輸出成約報告】
今季のアップランド綿の正味成約数量は約6.4万俵と直近4週間平均と比較しても低調ながら、米綿供給がタイト化している現状を考慮すれば、仕方がない。一方で、船積はアップランド綿のみで45万俵を超え、今季最大の船積み数量を記録。期末在庫タイト化の予想を裏付ける形となった。
FOR THE WEEK ENDING Apr 29,2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 135,300俵 (中国 26,400俵 / ベトナム 26,000俵 / パキスタン 16,300俵)
キャンセル TOTAL : ▲71,700俵 (ベトナム ▲39,400俵 / 中国 ▲29,400俵 / トルコ ▲2,800俵)
NET TOTAL : 63,600俵 (パキスタン 16,200俵 / バングラデシュ 15,400俵 / インドネシア 10,500俵)
船積 TOTAL : 456,600俵 (中国 155,000俵 / ベトナム 84,100俵 / パキスタン 47,500俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 11,400俵 (インド 3,600俵 / トルコ 3,500俵 / ベトナム 2,200俵)
キャンセル TOTAL : ▲100俵 (インド ▲100俵)
NET TOTAL : 11,300俵 (トルコ 3,500俵 / トルコ 3,500俵 / ベトナム 2,200俵)
船積 TOTAL : 24,700俵 (中国 10,800俵 / インド 5,700俵 / ペルー 1,800俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 61,200俵 (バングラデシュ 21,600俵 / パキスタン 15,400俵 / タイ 10,600俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 200俵 (エルサルバドル 200俵)
END.