ICE No. 2 Cotton
June 16, 2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 65.36 65.70 65.14 65.44 +8
Oct '25 66.10 66.63 65.96 66.30 +33
Dec '25 67.84 68.20 67.71 68.02 +18
Mar '26 69.04 69.35 68.91 69.21 +15
May '26 70.02 70.40 69.97 70.26 +13
Jul '26 71.01 71.25 70.96 71.12 +10
Oct '26 - - - 69.52 +2
Dec '26 68.83 69.00 68.83 68.90 -8
Mar '27 - - - 69.87 -8
May '27 - - - 70.46 -8
ICE estimated futures volume: 50,100
期近7月限は、寄り付きからしばらくして安値をつけると、そこから値を戻して横ばいに推移した。最終的に、前日比8ポイント高の65.44/LBで引けた。
また、期近12月限も同様の値動きであり、最終的に前日比18ポイント高の68.02/LBで引けた。推定出来高は50,100枚。
【相場要因】
本日の綿花相場は、目立った材料が不足していたことで方向感に欠ける値動きとなり、市場では様子見ムードが窺える。
出来高は比較的堅調であるものの、連日確認されている投機筋を中心とした限月乗り換えや、米国6月19日祝日の休場を前にポジション整理の動きが大半を占めているとのこと。
その他穀物相場では、トウモロコシと小麦は下落し、大豆が急騰した。トウモロコシは週末の降雨を受けて生育環境の改善がみられたとのこと。また、小麦については現状収穫条件が良好であることが弱気材料として働いたとみられる。
一方、大豆は米国環境保護庁によるバイオ燃料義務の変更により、大豆油の圧搾需要の増加が強気材料として働いたとみられる。そのため、今後の遅れた作付けや再作付けでは、大豆が選ばれる可能性が高まっており綿花の生産量減が一部で予想されている。
マクロ経済的には、イランとイスラエル間による軍事衝突が確認されたが、その影響は限定的だった様子。
END