ICE No. 2 Cotton
June 11, 2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 65.31 65.79 65.05 65.47 +5
Oct '25 65.78 65.78 65.29 65.72 +2
Dec '25 67.80 67.98 67.34 67.65 -6
Mar '26 69.10 69.29 68.71 69.00 -6
May '26 70.16 70.33 69.84 70.09 -7
Jul '26 71.00 71.24 70.75 70.98 -6
Oct '26 - - - 69.45 +4
Dec '26 68.80 69.13 68.65 68.97 +13
Mar '27 - - - 69.94 +13
May '27 - - - 70.53 +12
ICE estimated futures volume: 68,400
期近7月限は、一日を通して横ばいに推移し、若干値を上げて引けた。最終的に前日比5ポイント高の65.47/LBで引けている。
また、期近12月限も同様の値動きであったが、最終的に前日比6ポイント安の67.65/LBで引けている。推定出来高は68,400枚。
【相場要因】
期近7月限は、売り買い拮抗し小幅に推移した。現地明日発表予定である6月の需給報告や週間輸出成約の報告を目前に控え、市場では慎重な姿勢が窺える。
マクロ経済的には、米中間貿易における暫定的な合意について注目が集まっている。この合意は、半導体製造やレアアース供給などに関するものに対して、両国が関税を引き下げる方針の内容とのこと。これまで高まっていた米中貿易における緊張状態の緩和として大きな前進が見られたとのこと。一方、中国側から米国農産物の輸入に関する具体的な言及が見られなかったため、綿花相場に与える影響は限定的だった様子。
技術的には、一部のアナリストによると65.00/LBが7月限の支持線と見られ、上値ターゲットは66.35/LBとされている模様。
END