ICE No. 2 Cotton
May 30, 2024
Open High Low Settle Change
July '24 81.09 82.17 77.21 77.76 -334
Oct '24 80.32 80.32 77.69 78.01 -231
Dec '24 78.10 78.43 75.56 76.51 -159
Mar '25 79.57 79.91 77.31 78.29 -134
May '25 80.58 81.18 78.72 79.79 -119
July '25 81.43 81.63 79.41 80.63 -96
Oct '25 - - - 77.10 -69
Dec '25 75.99 76.20 74.67 75.79 -39
Mar '26 76.10 76.93 76.10 76.93 -25
May '26 - - - 77.73 -26
ICE estimated futures volume: 53,500
7月限は寄り付きから動意薄で横ばいに推移した。アメリカ時間未明には上値を試す兆しもあったが、同国で取引が活発になると下落。
リミットダウンに迫る勢いで、最終的には334ポイント安の77.76/LBで引けた。推定出来高は53,500枚。
【相場要因】
綿花相場は投機筋が新規のショートポジションを積み上げたことがきっかけとなり、値を下げる展開となった。
また商品相場全体が軒並みリスクオフの展開となり綿花も追随し資金が引き上げられたとみられる。
さらには米国西テキサスの綿産地に降っている雨が慈雨となり下げ圧力となっている。
実需面では、現在西安で開催されているChina Cotton Industry Development Summitの前後に綿花関係者による新規商売の可能性が考えられる。同会合では綿花産業がもたらす中国の経済基盤の開発に焦点が集まっているとのこと。同会議は現地5/31まで続いている。
7月限のオプションは米国来週金曜日に期限を迎える。
IMFは中国の経済成長率の見通しを引き上げた。2024年は4月時の時点から0.4ポイント引き上げて、5.0%の成長率。
2025年についても0.4ポイント引き上げて4.5%とした。中国における繊維需要の動向に注目が集まる。
END