ICE No. 2 Cotton
APRIL 30,2024
Open High Low Settle Change
May '24 79.30 79.30 77.92 77.92 -210
July '24 81.30 81.31 78.03 78.43 -309
Oct '24 79.24 79.24 77.26 77.26 -179
Dec '24 78.02 78.14 76.50 76.83 -142
Mar '25 79.55 79.79 78.19 78.49 -141
May '25 80.97 80.97 79.47 79.73 -138
July '25 81.12 81.12 80.30 80.43 -129
Oct '25 - - - 76.61 -128
Dec '25 75.85 75.90 75.41 75.57 -79
Mar '26 76.50 76.50 76.37 76.37 -67
ICE estimated futures volume: 59,600
7月限は寄り付きから小安く寄り付くと弱気に推移し、アジア時間の夜には安値の78.03/LBを付けた。
その後、米国時間は狭いレンジで横ばいに推移し、最終的には309ポイント安の78.43/LBで引けた。推定出来高は59,600枚。
【相場要因】
中心限月の7月限は10か月ぶりの安値を記録するなど綿花相場は弱気に推移した。
売り圧力は投機筋の取引によってもたらされたとみられ、アジアもしくはヨーロッパからのトレーダー筋の売りの動きが投機筋の技術的な売りに拍車をかけたとみられる。
投機筋の動きは、月末のポジション整理や明日の米国中央銀行の政策金利の会合を意識したと一部では考えられている。商品相場全体が値を下げる展開となった。
ファンダメンタルズでは、今週にかけてテキサスの綿畑にもたらさている慈雨が下げ要因となっている模様。
下げ相場で実需も活発となりベトナム、中国、インドネシア、バングラデシュそしてトルコといった国から引き合いがみられたとのこと。
また売り手も実需に対して活発になっているとみられるが、端境期でハイグレード品が手に入りにくい状況が指摘されている。
7月限と12月限のスプレッドは167ポイント縮まり160ポイントの逆鞘。約10か月ぶりの水準となっている。
5月1日はメーデーのため祝日とする国も多く、実需の動きが限定される可能性がある。
END