ICE COTTON FUTURES
September 15, 2022
Open High Low Close Change
Oct 22 - - - 105.24 -1.85
Dec 22 103.00 104.17 101.98 103.29 +.58
Mar 23 99.60 100.97 98.87 100.15 +.57
May 23 97.83 98.72 96.77 97.88 +.45
Jul 23 94.74 95.67 94.05 94.84 +.28
Oct 23 - - - 85.74 -.01
Dec 23 83.44 83.78 82.50 82.86 -.33
Mar 24 82.14 82.27 81.51 81.51 -.30
May 24 81.38 81.39 81.01 81.01 -.40
Jul 24 80.53 80.53 80.31 80.31 -.40
ICE estimated futures volume:16,400
12月限は取引開始からほぼ横ばいに推移した。週間輸出成約報告が発表されると一時値を下げたが、まもなく反発した。最終的に、58ポイント高の103.29/LBで引けた。
推定出来高は16,400枚。
【相場動向要因】
4週間ぶりの週間輸出成約報告が発表されるも、内容が予想通りのものであったことから、綿花相場に与える影響は限定的であった。
パキスタンが最多の34.6万俵の成約を記録しており、それに次いで中国・メキシコ・ベトナムが6万俵強の成約。これらは市場参加者の予想の範囲内であった。
パキスタンの紡績稼働状況が活発である一方で、小売からはデリバリーを遅らせるリクエストが出ているなど、需給バランスを今後も注視する必要がある。
引き続き欧米向けに規制が敷かれている新疆綿遣いの綿糸は、欧米以外の輸出先に安値で販売されており、この状況は2023年第2四半期まで続くと予想される。このことから、中国は輸出綿花の向け先になりづらいと指摘されている。
また、主要穀物についてはドル指数が20年ぶりの高値を付けたことで、米国穀物の需要低下を嫌気する売りが先行し、値を下げた。
来週開催される連邦準備銀行のミーティングで検討される利上げの行方に市場参加者らは関心を寄せている。
END