ICE COTTON FUTURES
MAY 18,2022
Open High Low Close Change
Jul 22 148.94 149.17 143.16 144.47 -3.99
Oct 22 139.00 139.00 136.05 136.05 -2.96
Dec 22 132.36 132.85 127.88 129.18 -3.18
Mar 23 126.72 127.09 123.00 124.11 -2.68
May 23 121.38 121.38 118.31 119.19 -2.03
Jul 23 115.10 115.10 113.56 114.27 -1.38
Oct 23 - - - 107.37 -.63
Dec 23 97.52 97.55 96.12 96.92 -.68
Mar 24 - - - 95.42 -.58
May 24 - - - 94.57 -.48
ICE estimated futures volume:30,300
7月限は寄り付きから徐々に値を下げ、146セント付近で支持を受けて一時下げ止まった。その後米国の取引が活性化すると再度売りが入り下に突き抜けた。結果、399ポイント安の144.47/LBで引けた。
推定出来高は30,300枚。
【相場動向要因】
米国小売企業がインフレの影響を受けて利益見通しを下方修正したことに反応して株価が急落し、その動きに追随して綿花相場を含めた商品相場全体から投資家の資金が引き上げられた。
小売業界の流通金額は増加しているが、実状は物価高による単価の上昇によるもので、取扱量自体は減少している。インフレに対しての消費者による支出動向を示す弱気材料と指摘されている。加えて、消費者は食料・住宅・エネルギーコストを優先するため、テキスタイル製品への支出は後回しになるという予想もされている。
その一方で、中国のロックダウン期間終了後、綿花市場の需要が急上昇する可能性も示唆されている。
また、7月限の未決済建玉が12月限を下回ったことで投機筋は相場の転換点の一つと捉える動きもある模様。
END