2022年3月28日月曜日

NY FUTURES MARCH 25,2022

ICE COTTON FUTURES

March 25, 2022

       Open   High   Low    Close Change

May 22 130.90 135.90 130.90 135.90 +5.00

Jul 22 127.70 132.35 127.31 132.35 +5.00

Oct 22    -      -      -   117.85 +2.85

Dec 22 109.25 112.27 109.09 111.74 +2.49

Mar 23 104.88 108.25 104.80 107.32 +2.44

May 23 101.85 105.00 101.85 104.02 +2.19

Jul 23  99.08 101.00  99.08 100.57 +1.91

Oct 23    -      -      -    94.12 +.74

Dec 23  87.00  87.70  87.00  87.67 +.68

Mar 22  86.34  86.34  86.34  86.17 +.68

ICE estimated futures volume:30,500

 

5月限は小高く寄り付いたのち131セント付近を動意薄で推移。その後米国での取引が本格化すると急騰。米国午前中に値幅上限まで上げると、そのまま貼り付いて取引を終えた。結果、前日比500ポイント高の135.90/lbで引けた。推定出来高は30,500枚。

 

【相場動向要因】

綿花相場はロシアのウクライナ侵攻以降綿花相場から離れていた投機筋が、中国の輸入割り当てを追加発行したあたりから、再び買いを進めている模様。商品相場全体でも堅調な推移が続き、インフレのヘッジでの買いが入りやすい状況。

一方で、中国の備蓄在庫用の買いが進むなど堅調な需要が伺えるも、原綿価格の値上がりが川下に転嫁できていないことで操業を落とす紡績が出てきていることや、中国のロックダウンなど実需の先行き不透明感が増す。

 

米国31日には米国農務省より米国綿花の作付面積の見通しが発表される。予想は1170万エーカーから1300万エーカーの範囲で出ており、平均値は1230万エーカー。2月のOutlook Forumでは1270万エーカーであったが、競合作物の価格・生産コスト・西テキサスの干ばつなど弱材料が多いことから下方修正の見通しが優勢。

 

END.