ICE COTTON FUTURES
March 14, 2022
Open High Low Close Change
May 22 121.03 121.26 117.65 118.77 -2.26
Jul 22 116.70 117.04 114.05 115.12 -1.67
Oct 22 108.00 108.00 106.31 106.31 -1.88
Dec 22 104.07 104.24 100.85 102.22 -2.02
Mar 23 98.91 98.91 97.46 98.70 -1.70
May 23 95.86 96.13 95.15 96.13 -1.50
Jul 23 93.50 93.54 92.71 93.54 -1.45
Oct 23 - - - 87.79 -.96
Dec 23 83.00 83.02 81.85 82.76 -.49
Mar 22 - - - 81.96 -.59
ICE estimated futures volume:26,500
5月限は寄付きから値を下げた後、そのまま米国早朝にかけ弱気に推移。118セントを割ったあたりで反発したものの、上がりきれなかった。結果、前日比226ポイント安の118.77/LBで引けた。推定出来高は26,500枚。
【相場動向要因】
ロシアとウクライナが停戦に関する話し合いをオンラインで行い、紛争解決への期待感を背景に供給混乱の緩和を見越して、商品相場は全体的に値を下げたことに綿花相場は追随。また、中国で新型コロナの感染拡大に伴い、大都市でロックダウンが行われるなど、今後の先行き不透明感が相場の重荷となった。
肥料価格の高騰が続き昨年比で数倍となっていることに加え、いかに肥料を入手するかが各国の課題となっている。米国においては窒素リン酸など自国で使用する90%を生産していることや、使用するカリの80%以上を隣国のカナダから入手するなど、肥料の入手は比較的容易しやすい環境ではあるものの、綿花やコーンなど高騰する肥料の使用の割合が多い作物の生産コスト高は引き続きネックとなっている。
END.