June 8, 2021
Open High Low Close Change
Jul 21 84.50 85.90 84.26 85.14 +.78
Oct 21 86.49 87.42 86.09 86.53 +.27
Dec 21 85.26 86.65 85.18 85.99 +.73
Mar 22 85.27 86.55 85.27 85.96 +.72
May 22 85.15 86.33 85.14 85.80 +.67
Jul 22 84.60 85.78 84.57 85.21 +.63
Oct 22 - - - 81.76 +.47
Dec 22 78.30 79.50 78.30 79.01 +.32
Mar 23 - - - 79.11 +.32
May 23 - - - 79.16 +.32
ICE estimated futures volume: 39,300
12月限は寄り付きから小高く85セント後半を推移。米国で取引が本格化する頃から、もみ合いながらもじりじりと値を上げる展開。結果、前日比73ポイント高の85.99/lbで引けた。推定出来高は39,300枚。
【相場動向要因】
綿花相場は好調な綿花需要に下支えされながら堅調に推移。中国で遅れていた米国の大手綿花商向けの輸入許可が承認されたことで、今後も中国が米国綿花を輸入していく意向が示されたほか、引き続きパキスタンやインドの綿花国内価格が上がっていることが強材料となった模様。新型コロナのパンデミックからの経済回復が消費を促していることが、堅調な綿花需要をけん引する。加えて、消費の回復に伴う輸送コストの上昇傾向が見受けられており、内陸輸送・海上輸送ともにフレイト代が値上がりしている。
来季の世界の綿花生産量は、中国を中心に減少傾向が予測されている。米国も未だ傾向を予想しづらい状況が続き、市場参加者の注目があつまる。
END.