ICE COTTON FUTURES
JUNE 24,2021
Open High Low Close Change
Jul 21 85.28 86.27 85.28 86.03 -.43
Oct 21 87.17 87.59 87.17 87.53 -.10
Dec 21 86.92 87.00 85.90 86.73 -.21
Mar 22 86.03 86.60 85.54 86.39 -.04
May 22 85.91 86.08 85.18 86.03 +.07
Jul 22 84.90 85.12 84.25 85.07 +.18
Oct 22 - - - 80.97 +.18
Dec 22 78.70 79.08 78.25 79.06 +.32
Mar 23 - - - 79.16 +.32
May 23 - - - 79.26 +.32
ICE estimated futures volume:16,100
12月限は寄り付きから軟調に推移したが、米国深夜ごろに値を上げ87セントに向かうかと思われた。しかし、週間輸出成約報告の発表を機に下落し、86セントを割る展開。その後、米国での取引が本格化するとともに値を戻した。結果、前日比21ポイント安の86.73/lbで引けた。推定出来高は16,100枚。
【相場動向要因】
綿花相場は市場予想を下回る週間輸出成約報告や西テキサスの慈雨の予報、弱気な穀物相場が相場の重荷になりながらも、堅調な綿花需要への期待と22日の米連邦準備理事会パウエル議長により米利上げ前倒しへの懸念が薄れたことが相場を下支えし、下げ幅は限られた。
週間輸出成約報告は今季アップランド綿の正味成約数量は7.5万俵と直近4週平均から約半減。市場では値下げを機に大きな数量が動くことが噂もされた一方、現状のタイトな供給を考慮すれば予想の範疇ともみられる。来季cropの成約は約15万俵と好調な数字となってる。今季アップランド綿の船積数量は約20万俵と直近4週と比較して3割ほど減少しており、大きな数字への期待感を下回った。
米国、西テキサスの天候はここから1週間ほど降雨が予報されており、この時期における同地域での降雨は慈雨と取られる。しかしながら、市場参加者も今季の動向は見極め難しく、30日の作付面積報告がひとつの指針となることが期待される。
【米国農務省週間輸出成約報告】
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 93,500俵 (パキスタン 36,500俵 / 中国 28,100俵 / ペルー 10,200俵)
キャンセル TOTAL : ▲18,900俵 (中国 ▲14,100俵 / シンガポール ▲4,600俵 / 日本 ▲200俵)
NET TOTAL : 74,600俵 (パキスタン 36,500俵 / 中国 14,000俵 / ペルー 10,200俵)
船積 TOTAL : 206,000俵 (ベトナム 39,600俵 / 中国 38,800俵 / パキスタン 34,900俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 9,100俵 (インド 6,500俵 / ペルー 900俵 / トルコ 600俵)
キャンセル NIL
NET TOTAL : 9,100俵 (インド 6,500俵 / ペルー 900俵 / トルコ 600俵)
船積 TOTAL : 15,000俵 (インド 7,700俵 / 中国 2,200俵 / ペルー 1,800俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 148,900俵 (パキスタン 93,900俵 / ベトナム 26,300俵 / ペルー 17,100俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.