2020年11月20日金曜日

NY FUTURES NOVEMBER 19,2020

ICE COTTON FUTURES

November 19, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Dec 20 69.50 69.90 69.15 69.32 -.36

Mar 21 71.83 72.09 71.42 71.67 -.16

May 21 72.51 72.95 72.31 72.57 -.13

Jul 21 73.21 73.58 73.02 73.27 -.11

Oct 21   -     -     -   70.97 +.19

Dec 21 70.29 70.72 70.10 70.32 -.01

Mar 22 71.21 71.21 71.21 71.17 -.02

May 22 71.69 71.69 71.69 71.65 -.08

Jul 22 72.06 72.06 72.06 72.00 -.08

Oct 22   -     -     -   70.00 +.02

ICE estimated futures volume:24,400

 

NY定期3月限は、寄り付き後30PTSほど値を下げたが、その後反発し、本日最高値の72.09を付けた。しかし米国現地で取引が本格的になると徐々に値を下げていき、最終的に前日比16ポイント安の71.67/LBで引けた。

出来高は、24,400枚。

 

【相場動向要因】

 

本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2020/2021CROPの正味成約数量が131,400俵と前週比で45%減少。主に中国向け45,000俵ものキャンセルが大きく影響し、その結果を受けて綿花相場が弱気に推移したと思われる。一方、船積数量は中国向けが大きく牽引し、全体で277,300俵の前週比5%減と比較的堅調な結果に終わった。また来週月曜日に控える12月限の第1回受渡通知日まであと1日となり、トレーダーらによるポジション清算もかなり進んでいる様子。

 

米国株式市場ではダウ平均株価が前日比44.81ドル安の29,483.23ドルで引けた。新型コロナの感染が広がる中、米国の追加経済対策に関する協議が再開される見通しとなり、景気悪化への懸念がやや和らいだことが好感された模様。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending November 12, 2020)

 

2020/2021CROP

 

アップランド

 

成約:179,300 (ベトナム 57,800 / パキスタン 33,100 / 中国 25,500)

 

キャンセル:▲47,900 (中国 ▲45,000 / 日本 ▲1,900 / バングラディッシュ 700)

 

船積:277,300 (中国 134,700 / パキスタン 34,800 / ベトナム 33,700)

 

 

ピマ

 

成約:4,600 (トルコ 1,600 / タイ 1,200 / エルサルバドル 600)

 

キャンセル:なし

 

船積:19,100 (中国 4,600 / インド 3,200 / ベトナム 3,200)

 

 

2021/2022CROP

 

アップランド

 

成約:なし

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

END.