ICE No. 2 Cotton
October 30, 2025
Open High Low Settle Change
Dec '25 65.95 66.04 64.54 65.12 -89
Mar '26 67.51 67.51 66.11 66.69 -82
May '26 68.64 68.67 67.36 67.91 -80
Jul '26 69.71 69.71 68.53 69.05 -77
Oct '26 - - - 68.78 -47
Dec '26 68.92 68.95 68.25 68.70 -44
Mar '27 - - - 69.39 -43
May '27 - - - 69.85 -42
Jul '27 - - - 70.04 -49
Oct '27 - - - 69.03 -49
ICE estimated futures volume: 62,700
期近12月限は、アジアの取引時間に大幅に値を下げた。その後、米国時間の引けにかけて若干値を戻し、
最終的に前日比89ポイント安の65.12/LBで引けた。
推定出来高は62,700枚。
【相場要因】
本日の期近12月限は、直近5日間の上昇から反落して引けた。
投機筋のポジション調整や生産者の値決め、利益確定の売りを背景に値を下げた。
米中首脳会談で、米国側は中国製品に対する全体的な関税率を57%から47%に引き下げること、
特にフェンタニル関税については20%から10%の半分に引き下げることを合意した。
中国側は、レアアースの輸出制限を1年延期することや、
米国へ向けてのフェンタニルの不法輸出を厳重に取り締まるという取り決めがなされた。
また、中国は米国から今年1,200万トンの米国産の大豆を購入し、2028年まで毎年2,500万トンを追加購入することにも合意した。
週を通じて、FRBの金利決定や東南アジア諸国との関税引き下げ合意など、
市場の予想通りの内容が相次いだ。
市場全体では慎重な姿勢を維持しつつも底堅さを保っている様子。
米国政府のシャットダウンにより、統計に纏わる様々な発表が滞るなか、議会には早期の対応を求める声が市場全体で強まっている。
END