ICE No. 2 Cotton
October 10, 2025
Open High Low Settle Change
Dec '25 64.46 64.79 63.26 63.84 -63
Mar '26 66.34 66.54 65.13 65.60 -74
May '26 67.74 67.86 66.50 66.89 -77
Jul '26 68.99 69.01 67.77 68.10 -73
Oct '26 68.01 68.01 67.92 67.92 -47
Dec '26 68.49 68.50 67.69 67.93 -40
Mar '27 68.85 68.85 68.51 68.71 -17
May '27 69.34 69.34 69.28 69.31 -4
Jul '27 69.73 69.83 69.69 69.83 +10
Oct '27 - - - 68.83 +10
ICE estimated futures volume: 73,100
期近12月限は、寄り付きから横ばいに推移し、米国時間の早朝に弱気の展開。
最終的に、前日比63ポイント安の63.84/LBで引けた。
推定出来高は73,100枚。
【相場要因】
本日の期近12月限は、新規の約定最安値63.26/LBをつけた後、わずかに値を戻すが勢い弱く最終的にそのまま安値圏で引けた。
週間で146ポイントの下落、1か月で299ポイントの下げ幅を記録した。
商品市場全体でも同様の動きが見られており、軟調な展開が確認されている。
背景としては、米ドル高/ブラジルレアル安、米中間の緊張、米国政府のシャットダウンが挙げられる。
ブラジルレアルに対して米ドルは本日2%以上の上昇となっており、これによりブラジル生産者の値決めが促される可能性がある。
トランプ大統領が中国からのレアアース輸出規制強化についてSNSの中で反応を示したことで、米中間の緊張が高まった。
そのため、月末に予定されている米中首脳会談の交渉への影響が懸念され、市場ではリスクオフの動きが確認されている。
米国政府のシャットダウンは10日目に入り、重要な統計データの発表が停止していることから、市場は信頼性の低い情報源に依存せざるを得ない状況。
END