ICE No. 2 Cotton
October 14, 2025
Open High Low Settle Change
Dec '25 63.58 63.70 62.71 63.51 -8
Mar '26 65.26 65.33 64.45 65.09 -17
May '26 66.51 66.65 65.81 66.31 -25
Jul '26 67.76 67.88 67.07 67.49 -30
Oct '26 67.36 67.47 67.12 67.47 -20
Dec '26 67.79 67.84 67.16 67.57 -16
Mar '27 68.51 68.51 68.19 68.41 -13
May '27 69.01 69.14 69.01 69.06 -9
Jul '27 - - - 69.63 -4
Oct '27 - - - 68.63 -4
ICE estimated futures volume: 58,600
期近12月限は、米国時間の早朝にかけて弱気の展開を見せ、その後は反発し前日引値付近に戻した。
最終的に、前日比8ポイント安の63.51/LBで引けた。
推定出来高は58,600枚。
【相場要因】
本日の期近12月限は、4日間で続落し最安値を更新した。
最安値を更新した後には、ショートカバーの動きに伴う反発の動きが確認された。
綿花市場の弱気基調は、米中間の緊張が高まっていることに加えて、
米国政府のシャットダウンが続いていることも一つの要因として挙げられる。
過去2週間、需給報告やCFTCレポートなどを始めとするあらゆる報告が確認できていない。
そのため、現在市場参加者は、主に未決済建玉とテクニカル指標に頼っており、綿花独自の裏付けが不足している状況。
また、米国政府のシャットダウンは、生産者にとっての重要な資金調達手段であるローンプログラムの利用停止を引き起こしている。
米国農務省からの作付け報告が停止されたため、一部からは独自でピマ綿の生産量予測が発表されている。
9月に米国農務省から発表された30万9,000俵に対して、一部生産者の見積りでは約38万4,000俵としており上方修正の可能性が指摘されている。
END