ICE No. 2 Cotton
October 28, 2025
Open High Low Settle Change
Dec '25 64.56 65.12 64.38 65.05 +49
Mar '26 66.10 66.64 65.95 66.60 +53
May '26 67.36 67.86 67.21 67.80 +50
Jul '26 68.55 69.00 68.35 68.93 +48
Oct '26 - - - 68.70 +39
Dec '26 68.44 68.70 68.21 68.62 +32
Mar '27 - - - 69.47 +32
May '27 - - - 70.11 +30
Jul '27 - - - 70.60 +30
Oct '27 - - - 69.59 +30
ICE estimated futures volume: 40,200
期近12月限は、米国時間の朝に弱気の展開、その後は若干反発し引けにかけて強気に推移した。
最終的に、前日比49ポイント高の65.05/LBで引けた。
推定出来高は40,200枚。
【相場要因】
本日の期近12月限は、10月6日以来の65.00/LB水準で引けた。
米国とアジア諸国間の貿易摩擦の緩和を背景に、市場全体では強気の展開をみせた。
日中に抵抗線を突破したことで、投機筋による買戻しが誘発されたことも強気の展開を後押ししたとみられる。
明日30日には、米中首脳会談が控えており市場では注目が集まっている。
米国のシャットダウンは28日目に突入しており、米国の経済指標や基礎的データについての情報は依然として不確定な状況。
その中、FRBは米国時間28日と29日に会合を開き、
次の利下げ決定を行う予定で、正式発表は29日の午後。
市場では0.25%の追加利下げは織り込み済みという指摘もある。
カリブ海で発生したハリケーン「メリッサ」は、ジャマイカで甚大な被害をもたらしたのち、
今後キューバ、ハイチ/ドミニカ共和国、バハマ諸島に接近する見通し。
進路は米国本土から外れており、米国の綿花畑に直接的な影響はないと見られている。
ただし、デルタを含む一部の綿花生産地では、寒冷前線の通過に伴う降雨が予報されている。
平年よりも低温かつ不安定な天候により、収穫の遅れや品質への影響が一部で懸念されている。
END