ICE No. 2 Cotton
May 20, 2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 65.64 66.34 65.22 66.12 +48
Oct '25 68.80 68.80 68.62 68.62 +30
Dec '25 68.34 68.98 67.95 68.74 +40
Mar '26 69.63 70.30 69.32 70.10 +41
May '26 70.49 71.22 70.30 71.05 +41
Jul '26 71.05 71.64 71.05 71.56 +38
Oct '26 - - - 69.26 +18
Dec '26 68.51 68.70 68.50 68.56 +11
Mar '27 - - - 69.53 +11
May '27 - - - 70.13 +11
ICE estimated futures volume: 32,100
期近7月限は、寄り付きから小幅に推移し、米国時間の引けにかけて値を上げた。最終的に前日比48ポイント高の66.12/LBで引けている。推定出来高は32,100枚。
【相場要因】
期近7月限は、投機筋のショートカバーにより連騰した。綿花独自の材料が乏しい中、綿花相場は外部市場の動きに追随して強気の展開になったとみられる。穀物市場、金属およびエネルギー市場がいずれも堅調な上昇を示し、一方で米ドルはやや弱気に推移している。
米国では過去7日間に綿作地帯の大部分で降雨を観測し、西テキサスにおいても播種が順調に進んでいる状況。ハイプレーンズ地域では、綿花作付けの保険申請締切が5月31日に迫っており、生産者は急ピッチで作付けを進めている様子。
インドでは、自国の需要を満たすほどの十分な綿花を生産することができないとの見方があり、現在の綿花輸入関税11%を一時的に撤廃する意向があるとのこと。
技術的に7月限は、10日の移動平均線である66.03/LBを突破して引けたことになる。更なる強気の展開が期待されると一部のアナリストから予想されている。
米国5/26(月)は、現地メモリアルデーのため休場の予定。
END