ICE No. 2 Cotton
May 13, 2025
Open High Low Settle Change
Jul '25 66.70 67.23 66.25 66.28 -35
Oct '25 69.19 69.55 68.83 68.83 -6
Dec '25 68.90 69.56 68.61 68.77 -8
Mar '26 70.23 70.77 69.86 70.08 -2
May '26 71.11 71.65 70.77 70.99 -2
Jul '26 72.09 72.13 71.45 71.57 +2
Oct '26 - - - 69.51 +27
Dec '26 69.31 69.38 68.80 68.88 +7
Mar '27 - - - 69.85 +7
May '27 - - - 70.45 +7
ICE estimated futures volume: 37,100
7月限は小高く寄り付くと取引を通して狭いレンジで推移した。結果、前日比で35ポイント安の66.28/LBで引けた。
推定出来高は37,100枚。
【相場要因】
綿花相場は若干値を下げて前日から反落した。期近7月限は5月1日(木)以来の安値で引けた。
比較的薄商いの中で値動きは限定されたとみられる。米国綿作地への慈雨が報告されており弱気要因になった。保険申請の期限までに生産者は植え付けを進めている様子。
米国4月の消費者物価指数が発表され、トランプ政権の経済政策の行方をはかるデータとして注目が集まった。結果は、約4年ぶりの低い伸びとなり、2.4%の市場予想を下回った。
市場関係者は7月限と12月限の値鞘に注目しており、直近の値鞘が広がる構図について、一部では弱気要因になっているとの声がある。
実需面では、ベトナムや中国の紡績筋が豪州綿に興味を示している様子が報告されており、トレーダー筋からは今期傾向からハイグレード品の確保が難しくなっているという意見がみられた。他方で、豪州南部の産地では、降雨による品質への悪影響を回避したとの声もあり、徐々に品質傾向が明らかになるとみられる。
END