ICE No. 2 Cotton
NOVEMBER. 7. 2023
Open High Low Settle Change
Dec '23 77.95 78.16 76.25 76.48 -152
Mar '24 80.89 81.16 79.16 79.37 -155
May '24 82.00 82.20 80.28 80.49 -151
July '24 82.66 82.66 81.03 81.23 -143
Oct '24 79.78 80.11 78.94 78.94 -11
Dec '24 78.01 78.05 77.15 77.30 -92
Mar '25 78.03 78.03 77.80 77.80 -86
May '25 - - - 78.00 -86
July '25 - - - 78.15 -86
Oct '25 - - - 77.15 -86
ICE estimated futures volume: 81,700
NY定期期近12月限は、前日と同程度で寄り付いた後、一日をかけて弱気に推移した。
最終的に前日比152ポイント安の76.48/LBにて引けた。推定出来高は、81,700枚。
【相場動向要因】
本日からゴールドマンサックスの乗換が始まり、出来高は歴代の出来高の中で8番目に多い数字となった。
弱気要因としては、投機筋の売り選好のポジション清算に加えて、景気後退懸念や中東情勢などからくる外部要因が考えられる。
米国では、この四半期クレジットカードの負債額が最高値をつけるなど、衣料品に回る支出が減少すると考えると川下からのコットンの需要改善を期待しにくい状況になっているとのこと。米国時間明日の米国農務省から需給報告に先立ち発表されるブルームバーグの綿花の需給バランスの予想では、世界の綿花消費量を前年比で30万俵の下方修正されるとのこと。
強気要因は、米国生産量の減少や中国やインドの作況。さらには米国の金利政策に関して議会でハト派が台頭しており、ドル安が進むと綿花相場を含めた商品相場全体が下支えられる。直近の下げ相場で実需筋の買い意欲も確認されているとのこと。
需給報告さらには12月限月のオプションの期限がくるなど今週控えているイベントの中でどのような相場付きになるのか市場関係者は注目している。
END