ICE No. 2 Cotton
Open High Low Settle Change
Dec '23 77.48 79.88 77.31 78.68 +120
Mar '24 79.49 81.92 79.31 81.15 +168
May '24 80.35 82.55 80.35 81.88 +147
July '24 81.09 83.09 81.09 82.46 +132
Oct '24 79.50 79.59 79.50 79.59 +38
Dec '24 77.28 78.61 77.28 78.24 +88
Mar '25 - - - 78.79 +82
May '25 - - - 78.89 +82
July '25 - - - 78.99 +82
Oct '25 - - - 77.89 +72
ICE estimated futures volume: 68,600
12月限は寄り付から徐々に値を上げて、アジア時間から米国時間の朝にかけて上伸した。80セントの上値が重く最終的には下げて引けた。
結果、前日比120ポイント高の78.68/lbで引けた。3月限も同様の推移をみせて前日比168ポイント高の81.15で引けた。推定出来高は68,600枚。
【相場動向要因】
綿花相場は強気に推移した。直近の下げ相場から反転して値ごろ感を試している。
出来高は依然堅調に推移しており、直近の1週間の平均出来高は歴代でも多い数字になっている。
本日は約6割が乗換を意識した取引とのことで12月限の第一回受渡通知日迄残り6セッションとなった。
米国のCPIが予想を下回ったこと(10月のCPIは3.2%)で$売りが優勢となった。株式市場も上向きに反応し綿花相場も追随したと考えられる。
FRB議長の発言では追加利上げの余地が残されていたものの、市場には利上げ終了の予想が広がっている。
本日、中国政府は国家備蓄在庫のオークションを終了させた。本日出されたオファーはすべて買いがついたようだが、紡績筋からの新規注文は鈍いとのこと。
直近の中国向けの成約は国家備蓄在庫用とみられている。
米国現地明日15日は、PPIの発表と米中首脳会談が予定されている。
END.