November 15, 2023
ICE No. 2 Cotton
Open High Low Settle Change
Dec '23 78.54 79.19 78.04 78.41 -27
Mar '24 81.15 81.50 80.52 81.01 -14
May '24 81.88 82.18 81.37 81.74 -14
July '24 82.00 82.64 82.00 82.27 -19
Oct '24 - - - 79.67 +8
Dec '24 78.03 78.34 77.64 78.02 -22
Mar '25 78.20 78.54 78.16 78.54 -25
May '25 - - - 78.64 -25
July '25 - - - 78.74 -25
Oct '25 - - - 77.64 -25
ICE estimated futures volume: 38,300
【相場動向要因】
綿花相場は大きなイベントのない一日となった。推定出来高は前日の44%減となっておりほぼ半減した。
出来高のうち約半数がスプレッド取引となっている。
本日発表されたPPIは米国経済の軟化を示し、CPIに続いて利上げ終了予想をサポートする内容となったとみられる。
利下げとなれば、ドルが弱含む可能性がある。一方、本日USDX(ドルインデックス)は値を上げて引けている。
米国小売売上高が前月比マイナスになったことは、繊維製品の需要減退から綿花相場には弱気要因となったとの見方もある。
米中首脳は約1年ぶりの会談に臨み、経済競争や軍事外交面の関係修復に努めた様子。
新疆綿問題も孕んでいる綿花取引にどのような影響を与えるのか関係者は注目している。
昨日終了した中国国家備蓄在庫のオークションでは約4百万俵が成約されたのこと。
中国の小売売上高は前月比で改善しており、ベトナムからの糸の輸出が増えているとのこと。
米国現地時間明日は週間輸出成約報告書が発表される予定となっており、実需の判断材料になるとみられる。
直近3週間で中国は米綿を682,500俵を成約しているが、さらに買い付けを進めていることが予想されている。
END.