ICE COTTON FUTURES
July 9, 2019
Open High Low Close Change
Oct 19 65.12 65.12 62.80 63.03 -2.10
Dec 19 65.53 65.53 63.07 63.28 -2.36
Mar 20 66.57 66.59 64.35 64.67 -2.03
May 20 67.29 67.29 65.20 65.74 -1.74
Jul 20 67.91 67.91 66.29 66.57 -1.61
Oct 20 - - - 66.47 -1.16
Dec 20 66.53 66.53 65.45 66.40 -.53
Mar 21 66.94 66.94 66.04 66.95 -.63
May 21 - - - 67.60 -.73
Jul 21 - - - 68.10 -.73
ICE estimated futures volume:56,100
NY定期12月限は寄付きからしばらくは小幅な値動きで方向感なく推移したが、米国での取引が本格化すると値を下げ、最終的に前日比236ポイント安の63.28/LBで引けた。出来高は、56,100枚。
前日に引き続いて大きく値を下げる形となった。2日間の取引でおよそ300ポイント値を下げている。
下げの要因として下記のようなものが挙げられている。
�インデックスファンド(投機筋)がロングポジションを清算。
�中国国内相場ZCEが大きく下落。
→米中貿易戦争の解決の兆しが見えず、失望感から売りが出たのではないかとみられる。
�棉花生育状況が懸念されていたテキサス州一部地域で、降雨が確認され、イールド改善が期待される。
�昨日米国農務省より発表された米棉生育状況で、生育状況の改善が報告された。
�米国農務省週間輸出成約報告より、2018/2019CROPの米棉輸出量が、米国農務省が発表している年間輸出量(14.75百万俵)に到達しない可能性があること。
→�、�、�より2018/2019CROPの期末在庫増加、2019/2020CROPの生産量が高い水準となること、が期待される。
また、テクニカルで見ると、下値支持線であった64.70/LB近辺を下方へ抜けたことも売り圧力を加速させた要因ではないかと見られている模様。
市場参加者の多くは、米国現地7月11日に発表予定の米国農務省月間需給報告に注目を集めている。
END.