ICE No. 2 Cotton
December 4, 2024
Open High Low Settle Change
Dec '24 72.81 72.82 72.60 72.60 -9
Mar '25 71.20 71.85 70.89 71.25 -2
May '25 72.48 72.96 72.17 72.50 -5
July '25 73.41 73.84 73.14 73.43 -4
Oct '25 - - - 72.55 +4
Dec '25 72.03 72.40 71.73 72.08 -8
Mar '26 72.66 72.82 72.64 72.75 -18
May '26 - - - 73.32 -24
July '26 - - - 73.79 -27
Oct '26 - - - 72.42 -23
ICE estimated futures volume: 25,800
3月限は小安く寄り付くと、暫くは横ばいに推移し、米国時間には方向感のない展開となった。
最終的には前日比2ポイント安の71.25/LBで引けた。推定出来高は25,800枚。
【相場要因】
綿花独自の要因を欠く中、狭い値動きとなった綿花相場は、実需の動きも制限された様子。南アジアやベトナムの紡績筋から需要は確認されたが、3月限が70セントを割り込めば、さらに活発な動きが刺激されるとみられている。また、米国時間12/5に発表される週間輸出成約報告は直近と比較すると低調な結果になることが予想されている。中国からの需要は依然鈍く、人民元安がさらに輸入品に対して向い風となっている様子。
コロナ禍の20/21年度の世界の原綿消費量は1.24億俵で生産量は1.13億俵。反して、今期は消費量が1.15億俵で生産量が1.16億俵の予想となっている。20/21年度当時と比較すると消費量が減少して、生産量が増えていることから、需給バランスが緩んでいることが指摘されている。米国時間12/10(火)に米国農務省の月間需給報告が発表される予定。
米国12/18(水)には米国中央銀行が政策金利の方針を発表する予定となっており、綿花関係者も注目している。
END