ICE No. 2 Cotton
December 23, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '25 68.15 69.86 68.15 69.42 +136
May '25 69.22 70.79 69.22 70.47 +130
July '25 70.37 71.64 70.37 71.36 +124
Oct '25 70.05 70.05 69.82 69.82 +108
Dec '25 69.49 70.65 69.49 70.37 +109
Mar '26 70.35 71.24 70.35 71.17 +103
May '26 71.09 71.90 71.09 71.90 +99
July '26 71.68 72.46 71.68 72.46 +93
Oct '26 - - - 70.99 +93
Dec '26 69.34 70.12 69.34 70.12 +88
ICE estimated futures volume: 33,200
3月限は小高く寄り付くと、すぐに強気基調となり、その後は上値を試す展開。最終的には前日比136ポイント高の69.42/LBで引けた。推定出来高は33,200枚。
【相場要因】
綿花相場は反騰した。先週を振り返ると、穀物相場全体がリスクオフの展開で、綿花も例外ではなく、投機筋がショートポジションを積み上げていた。綿花相場3月限は歴史的にも安値圏で推移しており、市場関係者は反転を窺っていたタイミングの反騰となり、投機筋のショートカバーに加えて、ストップロス買いが要因とみられる。
実需面は、バングラデシュの紡績筋の川下の注文が堅調とのことで原綿の引き合いも西アフリカ綿を中心に堅調とのこと。ベトナム・パキスタンの紡績筋は、直近2,3週間は順調に原綿の手当てを行っていたが、価格に慎重になっている様子。中国では、原綿の需要は改善されておらず、糸の販売は低迷しており、紡績業者はビジネスを促すために販売価格を下げているために利益が減少している模様。前年よりも早く、1月中旬から旧正月明けまで操業を停止する中小企業の意向が多くあるとのこと。
END