ICE No. 2 Cotton
NOVEMBER 6,2024
Open High Low Settle Change
Dec '24 69.95 70.00 68.95 69.69 -26
Mar '25 72.30 72.37 71.41 72.08 -24
May '25 73.52 73.74 72.90 73.53 -20
July '25 74.80 74.97 74.22 74.79 -22
Oct '25 73.60 74.07 73.58 73.91 -25
Dec '25 72.33 72.63 72.02 72.48 -12
Mar '26 73.25 73.34 72.95 73.34 -5
May '26 - - - 73.96 -5
July '26 - - - 74.39 -5
Oct '26 - - - 73.19 -15
ICE estimated futures volume: 62,500
12月限、3月限ともに寄り付きから方向感なく推移し、最終的にはそれぞれ前日比26ポイント安、24ポイント安の69.69/LB、72.08/LBで引けた。推定出来高は62,500枚。
【相場要因】
米国大統領選は共和党候補者のドナルドトランプ氏の勝利を決定づける結果となり、通貨や商品相場が反応を示している。米ドルは1.62%高となり、NYダウは約1,400ドルの急伸をみせた。一方で、綿花相場は大きくは動かず、最終的には前日比で小安く引けた。大統領選の結果を受けて、米国と中国の貿易摩擦の可能性が示唆されており、米綿のシェア低下も一部で危惧されているが、本日は相場に大きく影響しなかったとみられる。出来高は6万枚を超えており、堅調な数量となったが、それに比べ未決済建玉の動きが小さいことから、慎重なポジション調整が行われた可能性がある。
USDA需給報告の発表を米国時間金曜日に控えて、以下のように大手情報筋から事前予想が発表された。
米綿生産量:1,408万俵、前月需給報告比-12万俵
米綿輸出量:1,146万俵、前月需給報告比-4万俵
米綿期末在庫:402万俵、前月需給報告比-8万俵
世界生産量:11,633万俵、前月需給報告比-31万俵
世界消費量:11,557万俵、前月需給報告比-17万俵
世界期末在庫:7,623万俵、前月需給報告比-10万俵
ハリケーンまで勢力を拡大したRAFAELはメキシコ湾岸をルイジアナの方向に西に進路をとっている。収穫中のSOUTHEASTの作柄への影響は回避される予想となっている。
今後のイベント(米国時間)
11月6-7日:FOMCの会合が開催されている。今後の利下げペースに注目が集まる。
11月7日:USDA週間輸出成約報告、CFTC ON CALL レポート
11月8日:USDA需給報告、12月限のオプション期限到来
END