ICE No. 2 Cotton
November 11, 2024
Open High Low Settle Change
Dec '24 70.97 71.24 69.61 69.69 -129
Mar '25 73.22 73.44 72.15 72.20 -105
May '25 74.57 74.73 73.50 73.55 -104
July '25 75.77 75.86 74.73 74.78 -98
Oct '25 - - - 73.72 -85
Dec '25 73.26 73.26 72.59 72.72 -51
Mar '26 73.62 73.62 73.49 73.49 -50
May '26 - - - 74.08 -50
July '26 - - - 74.53 -48
Oct '26 - - - 73.26 -46
ICE estimated futures volume: 83,000
12月限、3月限は小安く寄り付くと、アメリカ時間早朝に弱気基調となり、最終的にはそれぞれ前日比で129ポイント安、105ポイント安の69.69/LB、72.20/LBで引けた。推定出来高は83,000枚。
【相場要因】
取引時間後半に売り圧力が高まり綿花相場は下落した。投機筋の乗り換え期間が続いており、スプレッド取引も堅調に行われた。12月限の未決済建玉も1万3千枚以上減少しており、78,158枚となっている。
市場は先週の需給報告は特に影響がなかったと考えており、次なる短期的な方向感を探している。実需面では、活発な動きが乏しい中、米国で開催されている綿花サミットに世界中のバイヤーが集まっていることから新規ビジネスの期待があると指摘されている。
また、米国大統領選の結果を受けて来年に新たな関税が導入される可能性が高いため、特に中国を中心とした繊維工場が在庫を積み増す可能性が指摘されている。その他の穀物市場は軒並みリスクオフの展開で、綿花も例外ではなかったとみられる。
END