ICE COTTON FUTURES
April 29,2021
Open High Low Close Change
May 21 88.25 88.25 85.89 85.89 -2.85
Jul 21 89.71 90.27 86.06 86.54 -2.98
Oct 21 85.23 86.06 84.51 85.44 -2.40
Dec 21 86.00 86.55 83.26 83.84 -2.23
Mar 22 85.36 85.36 82.46 82.97 -1.98
May 22 84.37 84.37 82.08 82.23 -1.74
Jul 22 83.26 83.26 81.20 81.40 -1.48
Oct 22 - - - 78.40 -1.01
Dec 22 77.21 77.21 76.10 76.30 -.69
Mar 21 - - - 76.50 -.71
ICE estimated futures volume:28,900
7月限は寄り付きから90セント付近を推移。米国未明ごろから売りが先行し、じりじりと値を下げはじめると、米国早朝から加速し急落。一時下幅限界値近くまで値を下げ、引け直前でわずかに持ち直した。結果、前日比298ポイント安の86.54/LBで引けた。推定出来高は28,900枚。
【相場動向要因】
綿花相場は西テキサスの綿作地でまとまった降雨が観測され、干ばつ状況緩和への期待感で値を下げた。この降雨は慈雨には変わりないが、危機的な干ばつ状況の回復にはまだ足りず、今後10日間で出ている降雨予報への期待感も募る。
干ばつは米国のみならず南米でも深刻で、高値が続く穀物相場の要因の一つにもなっているが、加えて、運河の十分な水深が保てず、水路への影響も懸念されるなど、状況は良くない。
【週間輸出成約報告】
今季のアップランドの正味成約数量が77,100俵と直近4週間の平均の約半分と、低調な数字が発表された。しかしながら、すでに米綿の供給もタイト化していることなどから、多くの市場参加者の予想の範疇内であったともいえる。船積は34万俵を超え、引き続き堅調な推移を続けている。
FOR THE WEEK ENDING Apr 22,2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 101,800俵 (中国 28,400俵 / トルコ 20,900俵 / ベトナム 17,900俵)
キャンセル TOTAL : ▲24,700俵 (ベトナム ▲17,300俵 / 中国 ▲6,600俵 / タイ ▲800俵)
NET TOTAL : 77,100俵 (トルコ 20,900俵 / 中国 15,900俵 / パキスタン 13,400俵)
船積 TOTAL : 341,900俵 (中国 82,100俵 / ベトナム 72,500俵 / トルコ 47,900俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 5,100俵 (インド 1,500俵 / エジプト 1,300俵 / パキスタン 900俵)
キャンセル TOTAL : ▲300俵 (イタリア ▲300俵)
NET TOTAL : 4,800俵 (インド 1,500俵 / エジプト 1,300俵 / パキスタン 900俵)
船積 TOTAL : 14,500俵 (インド 5,600俵 / ベトナム 2,700俵 / エジプト 1,700俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 16,300俵 (メキシコ 11,900俵 / パキスタン 4,400俵 / タイ 900俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 2,500俵 (エジプト 1,300俵 / イタリア 1,100俵)
END.