ICE COTTON FUTURES
April 1, 2021
Open High Low Close Change
May 21 80.75 81.52 77.75 77.95 -2.93
Jul 21 82.17 82.82 79.12 79.27 -2.90
Oct 21 80.85 82.85 78.22 78.22 -2.48
Dec 21 80.00 80.39 77.52 77.91 -2.19
Mar 22 79.82 80.21 77.57 77.61 -2.39
May 22 79.85 80.05 77.57 77.57 -2.35
Jul 22 79.27 79.76 77.37 77.37 -2.26
Oct 22 - - - 74.92 -1.96
Dec 22 74.20 74.75 73.17 73.17 -1.21
Mar 21 74.20 74.20 73.42 73.42 -1.11
ICE estimated futures volume:47,700
5月限は寄り付きから昨日の引値付近を推移。米国での取引が本格化する直前に一時値を上げたが、すぐ下落。そのまま右肩下がりで値を下げ続け、結果前日比293ポイント安の77.95/LBで引けた。推定出来高は47,700枚
【相場動向要因】
綿花相場は米農務省発表の週間輸出成約報告でインドネシアで大口のキャンセルが入ったことや、中国の仕向け地変更とキャンセルも比較的大きい数字で報告されたこと等が影響し、値を下げた模様。また、欧米と中国の人権問題をめぐる緊張感も引き続き高まりつつあり、今後の動向が注目される。加えて、穀物相場では昨日の値幅上限までの値上げを契機に利益確定の売りが入ったことも、綿花相場の重荷となった模様。
米国のデルタ地方では降雨が続いている。その為、トウモロコシの植え付けにも影響が及んでおり、農家は大豆を代わりに植えている。デルタ地方においては綿花の植付は大豆よりも優先順位が低い様子。一方、西テキサスでは引き続き乾燥状態が続き、直近でも降雨の予報はないものの、ひとまず植え付けを進める意向の農家が多いとのこと。
【米国農務省週間輸出成約報告】
今季アップランド綿の成約数量は23.9万俵とまずまずながら、インドネシアから大口のキャンセルが入ったことで正味成約数量が低調となった。加えて、中国向けのキャンセルや、ベトナムへの仕向け地変更の動きもみられている。船積み数量は引き続き堅調で、4月度の需給報告では輸出数量の引き上げが予想されている。
FOR THE WEEK ENDING Mar 18,2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 239,000俵 (ベトナム 81,900俵 / 中国 51,400俵 / パキスタン 37,300俵)
キャンセル TOTAL : ▲160,600俵 (インドネシア ▲126,500俵 / 中国 ▲24,200俵 / トルコ ▲8,800俵)
NET TOTAL : 78,400俵 (ベトナム97,300俵 / パキスタン 37,300俵 / トルコ 28,100俵)
船積 TOTAL : 324,700俵 (ベトナム 70,300俵 / 中国 63,300俵 / パキスタン 56,300俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 4,400俵 (インド 3,100俵 / 日本 600俵 / バングラデシュ 300俵)
キャンセル TOTAL : ▲100俵 (イタリア ▲100俵)
NET TOTAL : 4,300俵 (インド 3,100俵 / 日本 600俵 / バングラデシュ 300俵)
船積 TOTAL : 14,300俵 (インド 11,300俵 / ペルー 1,000俵 / パキスタン 900俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 41,400俵 (韓国 19,800俵 / ベトナム 13,200俵 / トルコ 9,700俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.