ICE COTTON FUTURES
April 22,2021
Open High Low Close Change
May 21 85.00 85.79 84.28 84.64 -.19
Jul 21 86.23 87.24 85.60 86.05 -.18
Oct 21 85.54 85.58 84.83 84.83 -.05
Dec 21 83.66 84.39 83.26 83.75 +.06
Mar 22 83.50 84.03 83.02 83.47 +.10
May 22 83.40 83.40 82.61 82.99 +.18
Jul 22 82.27 82.59 81.98 82.29 +.21
Oct 22 - 79.35 79.35 79.35 +.42
Dec 22 76.80 77.50 76.70 77.34 +.54
Mar 21 - 77.49 77.49 77.49 +.54
ICE estimated futures volume:21,900
7月限は寄り付きからまもなく100ポイント近く値を上げ87セント付近を推移。米国未明ごろから緩やかに値を下げはじめ、米国での取引が本格化する頃に86セントを割るも反発。87セントあたりまで値を戻したが、引けにかけ再び値を下げた。結果、前日比18ポイント安の86.05/lbで引けた。推定出来高は21,900枚。
【相場動向要因】
綿花相場は強気な穀物相場に追随し堅調な推移をしていたが、引け直前に利益確定売りに押され期近限月で値を下げた。
穀物相場は世界の堅調な需要に対し、各産地の天候懸念による需給バランスのタイト化で値を上げている。農産物価格の動向を表す指数のひとつであるBloomberg Agricultural Indexが8年ぶりの高値をつけるなど、強気な推移が続く。
本日発表の週間輸出成約報告では成約数量は低調ではあったが、相場への影響は限定的。米国綿花の今季cropのタイト化が浮き彫りになりつつあるため、今後も今季の成約数量は低調な数量が続くとみるアナリストもいる。
【米国農務省週間輸出成約報告】
今季のアップランド綿の正味成約数量は10.31万俵と市場予想より少な目、且つここ最近と比較しても控えめな成約数量となった。船積数量は32.9万俵と引き続き堅調で米国農務省の今季予想の1,575万俵に向けて、順調な船積みとなっている。
FOR THE WEEK ENDING Apr 15, 2021
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 111,300俵 (中国 39,000俵 / ベトナム 25,600俵 / トルコ 22,400俵)
キャンセル TOTAL : ▲8,200俵 (ベトナム ▲5,400俵 / タイ ▲2,200俵 / パキスタン ▲200俵)
NET TOTAL : 103,100俵 (中国 38,700俵 / ベトナム 22,700俵 / トルコ 18,700俵)
船積 TOTAL : 329,000俵 (ベトナム 85,800俵 / 中国 64,600俵 / パキスタン 43,200俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 7,000俵 (インド 4,000俵 / ペルー 2,300俵/バーレーン 400俵)
キャンセル TOTAL : ▲300俵 (インド ▲300俵)
NET TOTAL : 6,700俵 (インド 3,700俵 / ペルー 2,300俵 / バーレーン 400俵)
船積 TOTAL : 19,600俵 (インド 4,600俵 / ベトナム 3,700俵 / 中国 3,500俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 42,800俵 (中国 15,400俵 / 韓国 13,200俵 / ベトナム 5,300俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.