ICE COTTON FUTURES
April 15, 2021
Open High Low Close Change
May 21 84.17 85.23 83.49 85.02 +.82
Jul 21 85.52 86.52 84.73 86.26 +.74
Oct 21 83.32 84.03 83.32 84.03 +.79
Dec 21 82.85 83.25 81.98 83.08 +.37
Mar 22 82.29 82.90 84.78 82.76 +.20
May 22 82.27 82.41 81.59 82.29 -.06
Jul 22 81.80 81.90 81.08 81.65 -.38
Oct 22 - - - 78.30 -.03
Dec 22 75.53 76.00 75.10 76.00 +.47
Mar 21 - - - 76.15 +.53
ICE estimated futures volume:51,000
NY定期7月限は、前日同値水準で寄り付いた後、暫く動意薄で推移。米国時間朝方にかけてじりじりと値を伸ばし続け、一時前日比100ポイント高となる86.52/LBを付けたものの、週間輸出成約報告が発表されると急落。しかしながら、その後反発し、最終的に前日比74ポイント高の86.26/LBで引けた。
出来高は、51,000枚。
【相場動向要因】
現地時間15日に米国農務省より4月8日までの週の週間輸出成約報告が発表された。正味成約数量が前週比55%減と急落したことを嫌気し、綿花相場は一時値を下げた。しかし、その後発表された3月度の米国マクロ経済指標が好調だったため、経済回復に対する期待感から米国株式相場に連れ高となった様子。特に10か月ぶりに大幅な伸びを記録した小売売上高やコロナ禍以降過去最低の新規失業保険申請件数等が強材料として働き、NYダウ平均は初めて3万4千ドル台に乗せた。また米長期金利が1.5%台まで低下し、ドル安に振れていることも穀物相場の追い風となっている。
【米国農務省週間輸出成約報告】
FOR THE WEEK ENDING Apr 08,2021
今季アップランド綿の正味成約数量は約12万俵と一時の勢いに陰りが見えた。累計ではアップランド綿とピマ綿を合わせて、約1,572万俵が成約され、そのうち約1,069万俵が船積されている。今季は中国が最も多く米綿を買付ており、全体の約3分の1である約500万俵が成約され、そのうち約8割は既に船積されている。詳細は下記の通り。
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 124,900俵 (トルコ 29,400俵 / パキスタン 20,300俵 / 中国 16,000俵)
キャンセル TOTAL : ▲2,700俵 (中国 ▲2,200俵 / タイ ▲400俵)
NET TOTAL : 122,200俵 (トルコ 29,400俵 / パキスタン 21,800俵 / ベトナム 20,500俵)
船積 TOTAL : 313,200俵 (ベトナム 92,500俵 / パキスタン 61,400俵 / 中国 38,800俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 3,100俵 (韓国 1,400俵 / ペルー 1,200俵 / パキスタン 400俵)
キャンセル NIL
NET TOTAL : 3,100俵 (韓国 1,400俵 / ペルー 1,200俵 / パキスタン 400俵)
船積 TOTAL : 16,400俵 (インド 7,600俵 / 中国2,700俵 / ホンジュラス 1,700俵)
◆2021/22 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 22,800俵 (グアテマラ 19,300俵 / タイ 3,500俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.