ICE COTTON FUTURES
March 30, 2021
Open High Low Close Change
May 21 80.48 81.20 79.82 80.64 +.15
Jul 21 81.60 82.27 80.95 81.75 +.15
Oct 21 - - - 79.72 +.07
Dec 21 78.62 79.22 78.16 78.92 +.27
Mar 22 78.63 79.05 78.40 78.84 +.32
May 22 78.72 78.99 78.28 78.83 +.31
Jul 22 78.43 78.71 78.01 78.63 +.30
Oct 22 - - - 75.82 +.22
Dec 22 73.50 73.50 73.09 73.42 +.02
Mar 21 - - - 73.57 +.02
ICE estimated futures volume:20,900
5月限は80セント付近から81セント付近の限られた範囲を推移。寄り付きから小安いながら米国未明にかけ上昇、81セント台に乗ったあたりでゆるやかに下落。結果前日比15ポイント高の80.64/lbで引けた。推定出来高は20,900枚。
【相場動向要因】
綿花相場では明日に米国農務省からの綿花作付面積予想の発表を控え、引き続き市場参加者は様子見の姿勢。新たにナイキ・アディダスなど人権擁護を掲げる大手アパレルブランドが中国で不買運動の対象になる動きもみられ、ますます米中間の人権問題をめぐる対立が浮き彫りになっている。
また、期近の米国綿花の成約数量・船積み数量が堅調な推移を続けていることから、供給がタイト化しており相場を下支えしている。
明日発表の米国農務省の綿花作付面積予想は1140万から1300万エーカーの間となっている。昨年の米国の植え付け面積は1209万エーカーで、予想の平均値と並ぶ。2月発表のNational Cotton Councilの予想では1147万エーカー、USDAのOutlook Forumでの予想が1200万エーカーとなっている。明日の発表では3月初旬ごろまで行われた調査結果が反映されており、どのような数字が発表されるか注目が集まる。
END.